「バッド・エデュケーション」オリジナル・サウンドトラック
「ムーン・リバー」がソプラノにアレンジされいています。とても心に浸みました。。。 映画で使用されたシーンは、ちょっと際どいシーンだったので思い出したくないけど、サントラだけとして聴くなら是非お奨めですよ。
オブジェクト指向プログラミング入門
オブジェクト指向プログラミング言語に関する本です。言語が主なので、UMLなどのオブジェクト指向デザインやデザインパターンについてはまったく言及されていません。言語は、C++、Java、Objective-C、Smalltalkを対象としています。他の言語にはついては触れられていません。各各の言語ごとにソースコードを提示している場合が多いので、これらの言語ごとの違いを学ぶのにも良いです。
また、他のオブジェクト指向本ではあいまいな、サブクラスやサブタイプ、型、クラスといった概念についても非常に正確に分かり易く記述されています。オブジェクト指向本はそもそも著者が、これらの概念を理解していない場合が多いですが、この本では、そういった心配は杞憂です。
概念や思想の話が多いので、現実のプログラミングにおける、ノウハウなどはあまりありません。言語の仕様などについては詳述されていないので、C++を勉強したいのであれば、C++に関する本の方が良いでしょう。
翻訳の質もとても良いので、読んでいて意味が捉えにくかったりすることはないでしょう。これ程の内容でこの価格は、非常にお買い得だと思います。
オール・アバウト・アルモドバル BOX [DVD]
映画の中にはいくつもの忘れがたい素敵な場面がある。マヌエラ、アグラード、ローサがマヌエラの慎ましやかなアパートで過ごす場面などは、アメリカの映画とはまったく違う色彩が溢れている。かれらの衣装やアパートの壁紙、ドアの色やカーテン、家具や食器とその色彩とデザインについ目が行ってしまうのだ。コンピュータグラフィックのデジタルデータではない色と形がそこにはある。それは先の「ショコラ」「アメリ」にもつながる感覚だ。それらは単なる風景ではない、映画の持つ意志を色彩やデザインとしてこちら側へ伝えてくるのだ。それらはなんともいえないくつろいを観るものに与え、気がつけば自分もマヌエラらと共にアパートで心を開いているそんな気持ちにさせるのである。そこにはスペイン流の生活を営み楽しむ文化を感じる。「効率優先」や「経済効果」中心の経済システムとは違う考え方である。金よりも大事なものがあるのだ。自分と友人、自分と家族、自分と社会、日々の生活を通じて自分との関係性をゆっくりと問い直し、豊かな共同体こそが人をしあわせにするとわたしたちに教えてくれている。
バッド・エデュケーション [DVD]
TSUTAYAのラブストーリーのランキングで1位にランクインされていたので何の気なしに借りました。
まさか同性愛を扱っているとは思わなかったので最初はその表現の生々しさに驚きましたが、それを補って余りある作品の出来の良さは本当に素晴らしいの一言です。ラブストーリーというよりはミステリーか人間のドラマといった感じだとは思うのですが、ストーリーがとてもいいですし構成も見ていてあきません。特に画面の美しさと出演者の演技の凄さには迫力があり最初から最後まで引き込まれるように見入ってしまいます。終盤になると謎だったことが一気に一つにまとまりミステリーとしての出来もなかなかいいのではないかと思います。ラストは言葉を失うほど切ないですがあとで色々と考えさせられ作品の素晴らしさを徐々に実感していきました。一度ではなく何度も見て欲しい作品です。監督の副音声も聞いてみると更に物語への理解も深まり監督自身の考えも伺えてとても面白いので是非副音声も聞いてください。
最後に一つだけ惜しいなと思ったことをあげると、同性愛を扱っていることで作品を敬遠してしまう方がいるということです。作品が素晴らしいだけに同性愛といった表面のことで生理的に見ることが出来ない方が居られるのはとても残念で勿体無い事だと思いました。例え苦手でも、見てみる価値は絶対にあると思うので、この作品に興味を持った方は是非見てみて下さい。
バッド・エデュケーション [DVD]
TSUTAYAのラブストーリーのランキングで1位にランクインされていたので何の気なしに借りました。
まさか同性愛を扱っているとは思わなかったので最初はその表現の生々しさに驚きましたが、それを補って余りある作品の出来の良さは本当に素晴らしいの一言です。ラブストーリーというよりはミステリーか人間のドラマといった感じだとは思うのですが、ストーリーがとてもいいですし構成も見ていてあきません。特に画面の美しさと出演者の演技の凄さには迫力があり最初から最後まで引き込まれるように見入ってしまいます。終盤になると謎だったことが一気に一つにまとまりミステリーとしての出来もなかなかいいのではないかと思います。ラストは言葉を失うほど切ないですがあとで色々と考えさせられ作品の素晴らしさを徐々に実感していきました。一度ではなく何度も見て欲しい作品です。監督の副音声も聞いてみると更に物語への理解も深まり監督自身の考えも伺えてとても面白いので是非副音声も聞いてください。
最後に一つだけ惜しいなと思ったことをあげると、同性愛を扱っていることで作品を敬遠してしまう方がいるということです。作品が素晴らしいだけに同性愛といった表面のことで生理的に見ることが出来ない方が居られるのはとても残念で勿体無い事だと思いました。例え苦手でも、見てみる価値は絶対にあると思うので、この作品に興味を持った方は是非見てみて下さい。