787系・485系 特急きりしま 787系 宮崎~鹿児島中央/485系 鹿児島総合車両所~鹿児島中央~宮崎(Blu-ray Disc)
この作品は、下り宮崎発鹿児島中央行きが787系、上り鹿児島中央発宮崎行きが485系と往復収録されています。
下り787系は、天気は晴れ。春爛漫の非常に良い季節に収録されています。
沿線の桜は満開。青い空、鮮やかな緑、黄色い菜の花、桜のピンク、とにかく映像が美しいです。
窓も綺麗で前面展望を存分に楽しめます。
スピードを売りにする列車ではありませんので、比較的ゆっくりと景色が流れるといった感じです。
先頭車はクロハですのでモータ音は聞こえず、やや物足りないですが、心地よいジョイント音が響きます。
市街地を抜け、山を越え、クライマックスは桜島を望む鹿児島湾。
あっという間の2時間です。
一方、上り485系は、天気は曇り。太陽の光は都城付近で少々晴れる以外は望めません。
ただ、雨が降りそうな重い曇り空ではなく、比較的明るい曇り空です。
こちらは収録が約2年前の秋。まだ紅葉には早く、やや中途半端な季節です。
したがって、下り787系のような鮮やかな映像とはいきません。
ただ、485系らしい高運転台に、クモハであるがゆえMT54型モータ音にコンプレッサの音。
これだけでも十分楽しめます。
窓はやや雨の痕が残っていますが、視聴に支障を来たすほどではありません。
往復通して残念なのは、トンネル内が真っ暗であること。
作品によって、トンネル内がはっきり見える作品と何も見えず真っ暗な作品があるのはなぜでしょうか?
カメラ技術の進んだ現代なのですから、何とかしてもらいたいものです。<ビコムさん!
とはいえ、同じ路線の往復なのに全く別の風景が広がり、思った以上に楽しめました。
オススメの作品です。
かごしま海の研究室だより
子供のためにと思って買った本でしたが、大人の私が先に読んでしまいました。鹿児島に住んでいて、いつも錦江湾を見ていながら、実は知らないことばかりだったことに気付かされました。写真が豊富で、ページをめくっているだけでも楽しくなってきます。著者のやさしい文章が、心を和ませてくれます。それから、なんと言っても著者自身が、錦江湾のことがとっても好きなんだなあということがひしひしと伝わってきます。今度の週末は、錦江湾に遊びに行こうと思わせてくれる一冊です。