八日目の蝉 通常版 [DVD]
蝉は長い間地中にいて、地上に出てきても7日で死んでしまう。
でも、みんな死んでしまっても8日目まで生きていたら蝉はどう思うか。
ある意味、井上真央の周囲にいた人々は7日で死んでしまう蝉だったのでしょう。
でも、井上真央は8日目にも生きていようと覚悟します。
その覚悟に至るまでには途方も無い苦悩があったことでしょう。
その覚悟で何だか救われます。
身勝手な父親(田中哲司)と恋人(劇団ひとり)。
本当は優しく包み込んであげないといけなかった実母(森口瑶子)。
本当の孫や兄妹のように接してくれた小豆島の優しい人々。
そして8日目を生きることを選択しなかった永作博美。
井上真央演じる秋山恵理菜のこれからの人生は上記の人々に対するテーゼなのかもしれない。
BEST
ずいぶん昔に「雪の華」のPVを見て、中島美嘉の歌が好きになった。
歌も声も好きだけど、それ以上に、何と言うかな歌ってる姿がとても好もしい。
余計な振り付けを感じず、とにかく歌っている、と言う姿が素敵だと思う。
そんなちょっと邪道な中島美嘉フアンからすると、このBESTはありがたい。
そうそうこの歌も、そう、これも中島美嘉だよなぁ、っていっぺんに振り返れて。
アップテンポな曲も、メロディアスな曲も歌唱力のある彼女が素敵に歌って心を打つ。
そうなんだね。おぢさんの私のようなものでもこの中島美嘉を好きになるのは、彼女の
ひた向きな歌い方が、とてもとても心に響くとことかもしれない。
とても楽しい、魅力たっぷりのいいCDでした。
八日目の蝉 [Blu-ray]
映画を二回も見に行ったのは初めてです。
はじめのシーン、希和子が薫を見つけた瞬間から、泣けました。
あの一瞬の優しく温かな表情は、忘れもしません。
最後まで、涙腺緩みっぱなしで、本当に良い締めくくりで、泣いて泣いて大変でした。
主題歌も素晴らしい。
はやく手に入れたいと思います。
八日目の蝉 特別版 [DVD]
永作博美さんはこう語った。
「役が、私に来てくれた」
愛人の男とその妻の間に生まれた乳児を誘拐し、薫と名付けて4年間逃げ続けた希和子。
「八日目の蝉」で悪女を演じるのは、天啓だったと感じている。
難しい役だと承知で引き受けた。役者本能のなせる業だった。
「役者は、自分とかけ離れていればいるほど魅力を感じるところがあるので」
どうして薫をさらったか。希和子の衝動の根拠は、脚本にはっきりと書かれていなかった。
「つかまるところがないまま手探りしている」ような不安に襲われたが、
「ここに私の考えで理由をつけてしまうと、エゴになる。なので、理由がないまま演じたくって、
閃光のようなものが走って、その時から彼女の運命が変わった。そう見えたらいいな」と腹をくくった。
演じるうちにわかった。薫を愛するほど、罪の重さがどんどんのしかかってくる。
「愛してるから離したくない、でもこれはいけないことだとは分かってる、それを自分では止められない」
演じながら「誰か早く私を見つけて」と叫びたかった。
結局、希和子は「情の深い普通の人」だと思う。
「実際の事件でも、良い子と言われている人がびっくりするようなことを起こすでしょう」
アイドル時代は、女優なんて夢にも思わなかった。
「デビューが遅かったし、いつまでも続かない。結婚して幸せな生活を送るんだろう」と冷静だった。
舞台の稽古で褒められて光が差した。
「何も考えずに大きな声でセリフを放ったことが妙に気持ちよかったんでしょうね」
芝居とは自分を無くしてすべてを預けることだ、と体得した。
代名詞の笑顔は、多彩に使い分ける。
薫を自転車に乗せて小豆島を走る場面で浮かべる笑みは、はかなげで幸せに満ちている
「もともと笑い顔で、楽天家なんです、基本的に。楽しいんですよ、生きてることが」
人間、誰だって気がめいることはある。特に、今年は。どうやったら、笑えますか。
「涙を流した分、笑ってほしいですね。笑うだけで、ちょっと楽になれると思うし、
誰かが笑ってくれる。それが連鎖して、多くの人が笑えるようになるといいかな」
との事です。
人類学では「男と女と子供」の構造は、永遠の三角形と呼ばれてますが、
この映画を見ながら、私は「子宮と臍の緒」で結ばれた「母ー子の絆」は、
母系性社会の永遠の時間軸を表現した映画ではないのかな?
ジェンダー論の中では猛反対をされそうだが、母性愛は女の「自然」、女の属性なのかな・・と、思いました。
勝手な想像で申し訳ないです。
LOVEフォト VOL.3
チャンミンが載っているので注文してみましたが、届いて中を開いて内容の濃さにびっくりしました。
このお値段で写真集のようで素晴らしいと思います!
チャンミンが素敵で、また向井理もカッコよかった〜'