好き好き大好き超愛してる。 (講談社文庫)
「愛は祈りだ。僕は祈る。僕の好きな人たちに皆そろって幸せになってほしい。それぞれの願いを叶えてほしい。」この書き出しで持ってかれてしまいました。最高。惜しみない愛、別れ、それからの出来事を描いた断片的なストーリー。イイです、舞城王太郎氏。絵も好きだし。
何処が良いのか分からないし、何が良いとも説明できませんが、ただ良いと、好きであるという一番純粋な感覚が持てる作品でした。
「煙か土」でハマり、「暗闇」、「世界は密室」などを楽しく読み、「山ん中」や「阿修羅ガール」をちょっと気に入らなかった自分ですが、コレや「みんな元気」の方がさらに楽しめました。テーマは基本的に「愛」です。「これからいろいろあるだろうし、あるけれど、愛されて起こるいろいろだから、きっと大丈夫。」(「みんな元気」より)
町田康氏と比較する向きがあるようですが、自分は町田氏の作品を殆ど受け付けないので、ちょっと違うような気もしました。
「ドリルホールインマイブレイン」は、「好き好き大好き超愛してる」よりも落ちます。まずまずといったところでした。
ディスコ探偵水曜日〈中〉 (新潮文庫)
迷子探偵、ディスコ・ウェンズディを主人公としたこのミステリ(SF?)の中巻は、名探偵が登場する本格探偵小説のパロディっぽい感じ。
でも、探偵小説とは異なり、時間の経過に伴い謎が解けていくという感じではなくて、ますます謎は深まるばかり。
事件としては、ミステリー作家である暗病院終了(なんかこんな作家がいたような気がする)の謎の死とその舞台となる建物「パインハウス」の謎を解くというものだけど、その謎を解いていく過程で、パインハウスに集結した名探偵たちが、またまた倒れていき、主人公のディスコ・ウェンズディが、その謎を解いていくのだが、時空を超越するような設定があって、どうもまともなミステリではない。
カバラや北欧神話という道具仕立てもミステリっぽいんだけど、なんとも言えない展開で、分かりづらい内容になっている。
でも、その割には読みやすく、また物語に引きこまれていく。主人公を初めとする登場人物も魅力的だし、なかなか楽しい1冊だ。
煙か土か食い物 (講談社文庫)
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