アヴェ・マリア / 19世紀フルートの秘密
私は「愛の挨拶」が聞きたくてこのCDを購入しました。
とても心地よくて良い音色、買ってよかったなぁと思います。
このCDを一言でまとめるとしたら「癒し」だと私は感じます。
愛の挨拶以外にもとても素敵な曲ばかりなので、ぜひ聞いて頂きたいです。
フェルマーの大定理―整数論の源流 (ちくま学芸文庫)
以前、サイモン・シン著「フェルマーの最終定理」を読んで非常に感動・興奮した訳ですが、「この物語で語られていた数学とは実際にはどんなものなのだろうか?」という疑問・好奇心を持ち続けていました。そして本書を読んでみようと気軽に手に取ってみました。(以前、足立先生の「無限の果てに何があるか」を面白く読んでいたので)
数学の史実を忠実に追っているところに好感を持てます。(ここが★4つ) しかしながら、数学を専門にしていない読者(私のこと)には、やはりハードルが高かったみたいです。クンマーの登場辺りから、自分の数学力では内容が捉えきれませんでした。歯応えありすぎ。クンマー以後の話は、字面を追って証明までの流れを確認したに留まりました。そういう訳で「サイモン・シンを読んでフェルマーの最終定理をなんとなく分かったつもりになった読者」の横っ面をバシッと張り手してくれる本です。(アントニオ猪木の『気合い注入』のように)そして目が覚めました。分かった積もりになっていた私が悪うございました、と平伏するのみ。_(._.)_ と同時に、一般読者にも「フェルマーの最終定理」を(数式を殆ど使わず)分かった積もりにさせたサイモン・シンの力量(強腕?)に脱帽した次第です。
このままではなんとも悔しいので、足立先生のブルーバックス「フェルマ−の大定理が解けた!」にも挑戦してやろう、と考えています。