Silent Force Tour [DVD] [Import]
オランダのゴシックメタルバンド、ウィズイン・テンプテーションのライブDVD。
地元オランダ、ジャワ島でのライブ映像を中心に、DVD2枚+CDという豪華仕様。
海にほど近い特設ステージには満員の観客。ステージから右手には豪華客船が見える。
“DECEIVER SOULS”のイントロが始まり、黒いドレス姿のシャロン嬢登場。
いっそうの妖艶さをまとったそのお姿と、堂々たる歌唱には、もうすぐにうっとり。
その後は3rd「THE SILENT FORCE」からの楽曲をメインに、安定した演奏で聴かせる。
何度も衣装替えをして、胸元くっきりのドレス姿を見せてくれるシャロン嬢は、
“CAGED”では自らが檻の中に入って空中高く持ち上げられたりと、仕掛けもいろいろ。
ゲストにヴァイオリンやデス声ヴォーカリスト(ORPHNAGEかな?)が現れたり、
1stからの曲“CANDLES”では、当時のメンバーがドラムを叩いたりと見どころも多い。
盛大に紙吹雪が舞う中、白いドレス姿のシャロン嬢の歌う“Ice Queen”には、
つい画面の前で頭を揺らしてしまう。DVD2にはバックステージ、メイキング、インタビュー等を収録。
Silent Force (Reis)
オランダのゴシックメタルバンド、ウィズイン・テンプテーションの3rd。2004作
大ヒットとなった前作「MOTHER EARTH」から早5年、ついに彼らの新作が届いた。やはり期待通りの素晴らしさ!!
まず、いっそうの歌唱の魅力を身に付けたシャロン嬢の歌声にやられます。
サウンドはよりシンフォニックに音の厚みが増しており、人気バンドとしての風格ただようしっかりとしたプロダクションも見事。またなによりこのバンドの魅力であるメロディも充実していて、曲ごとの盛り上げ方、アレンジの質は、その辺の似た者ゴシックバンドとはやはり格が違う。
バックの大仰なコーラス、オーケストラが音の荘厳さと説得力を付加しているが大前提となるのはシャロン嬢のヴォーカリストとしてのこの力量あってのもの。
しっとりとして美しく、ときに妖艶に、ときに清艶に聴かせるその声の魅力は5年の歳月を経てさらにワンランクアップしている。女性Voファン、ゴシックファンは全員聴くべし。しばらくはシャロン嬢LOVE…状態が続くこと必至のシンフォゴシックの傑作。
日本盤には、この新作からのライブが5曲+ビデオクリップ入りのDVDが付属。買うしかない。
Black Symphony-Live (Blu-Ray)
タイトルにもあるようにバンドとMetropoleオーケストラが競演した地元オランダでのライブ
オーケストラとクワイアがバンドの楽曲をより深く、大きくしているし、ゲストと競演している3曲ではその曲ごとにステージで競演。
シャロン嬢の衣装も華麗でステージングもすばらしい。
EURO版、日本版(発売無期延期)で仕様が違うがUS版はライブCDとDVD(フルセット収録、バックステージ等ボーナス有)とシンプルながら、内容的には十分なのでこれでもよいかと。
ベスト版代わりにもなる内容だ。
DVDは日本でも再生可
ザ・サイレント・フォースDVD
オランダ出身、フィメールVocalゴシックメタルBandとしてはもはや説明も不要と思われるWithin TemptationのLive DVD。
内容に関してはメインのLive以外にも二カ所でのLive映像、Videoクリップと物足りなさを感じる事は無いだろう。
地元での人気を物語る様な豪華なステージや演出は素晴らしい。
これからも世界的によりその認知度を高めて行く事だろう。
しかし、一つ心配な事がある。新作を聴いて感じた不安がこのDVDを観て更に強まってしまった...。
シャロン以外のメンバーの存在感の無さ、垢抜けないステージング、またインストゥルメンタルパートにおける各楽器の魅力の乏しさは明らかにこのBandの足を引っ張っている...。
そう感じるのは自分だけかもしれないが、Liveの出来=シャロンの歌唱となっている事実に危機感を感じてしまう。
例えシャロンの調子が悪くても他のメンバーの演奏力やパフォーマンスで補える様にならない限りシャロン自身のプレッシャーは増していくばかりだと感じた...。
このDVDを観たみなさんの感想を是非聞かせて欲しいです。