I'm Jimmy Reed
ジミーリードのアルバムは数あれど完全に定番化している本アルバム。名曲「オネスト アイ ドゥ」はもちろん他の曲もいい感じで、のんびりしたシャッフルナンバーが並んでおります。「ビッグ ボス マン」や「ブライト ライト ビッグ シティ」なども聴きたい方はベスト物が良いのでしょうが、結局、本作を手にしたくなるような…。かく言う小生も…。あ、あと数曲であのアルバートキングがドラムたたいております。もちろん御大エディテイラーのギターもばっちり聴けます。ゆったり聴けるぅ。
経営革命大全―世界をリードする79人のビジネス思想 (日経ビジネス人文庫)
経営学者たちを紹介する企画本はいろいろありますが、本書はよく練りこまれた書籍です。
マネジメントにおける主要なテーマを厳選し、かつ各々のテーマごとに歴史を踏まえて展開しています。著名な経営学者を鋭い切り口でばっさり斬ってしまう大胆さもなかなかのものです。なんといっても、マイケル・ポーターを斬ってしまうのですから。
本書によって、自分自身のマネジメント知識の偏りを知ることも出来ますし、またマネジメントの実践において「この理論は本当か」と疑問に思っていたことについても、かなり解消しました。
ただ、私自身が人事コンサルタントであるが故だと思うのですが、人材マネジメントに関する部分については少し洞察不足かな、とも思いました。
モチベーションについて行動科学を採り上げています。行動科学自体は使える道具なのですが、既に行動科学の限界が露呈してから20年経ちます。進化心理学・脳科学・神経科学など自然科学系の学問がかなり発展しています。このテーマについて更に学習される方は、行動科学で解決できるものは少しだけ、ということを意識される事をお薦めします。