パーヴァース
最新機材で固められたダンス・ビートと、そこに絡まって暴れ回るギター。当時、イギリスで最も多いタイプだったけど、コイツらは違うと思わせてくれるバンドだ。新しもの好き、ヒネッたものが好きな人なら、オオッと思ってくれる音。それに、全体のスピード感も、ドキドキするような気持ちに拍車をかけてくれる。ジャケットも中を開けると、ユニークな光景が。
Never Enough: Best Jesus Jones
登場してきた当時はまさに衝撃のインパクトでした。派手なギターと打ち込みに超ポップな楽曲、メンバーはルックス抜群と売れないほうがおかしかった。日本でもアイドル的な人気が出て、そのサウンドは布袋やM-AGEの登場など影響を受けまくりだった。ただ、それだけのインパクトを与えながら、本国英国ではフォロワーがEMFのみで後続がなく、当時のシーンにおいて意外にも一匹狼的存在だったのが不運だったのか、保守反動揺れもどしのつまらないブリットポップムーブメントの興隆により時代の本流から外れ、いつのまにか忘れさられた存在に・・・。数年後、デジタルロックムーブメントが起こった際には復活するもすっかり腑抜けたサウンドに・・・・。当時世界に与えた音楽的影響力からすると不当に評価されていないですね。今聴いても十分カッコいい。マークのボーカルはルックスに似合わず、野太いグランジ系のバンドみたいなミスマッチもいいアクセントだ。ベストもいいが、現在中古屋でオリジナルアルバムは100円程度で大量に投げ売りされているので、全アルバム買って聴いてみてくれ!
Never Enough: Best of [DVD] [Import]
一見ふざけたルックスやファッションながら社会派バンドの一面も持つ彼ら。
CDが\10で売られていたり、すっかり過去の遺物のように扱われていますがこのDVDの彼らは今観てもかなり格好いい。
89〜97年までのシングルPVを12曲収録。
数曲でキーボードの人が演奏しないで踊っているだけなのは笑えます。
サウンド関連のオプションが無いのが唯一残念ですが…
London
このアルバムでこのバンドの根強さを改めて痛感!
全体的には前作より(良い意味で)シンプルサウンド。
「やっぱりJESUS JONSEだっ!」ってところがイイ。
大人のバンドになりましたね。
万歳!
Jesus Storybook Bible
分かりやすく、壮大なドラマとしての聖書を忠実に語ってくれる良書。この朗読はアガサクリスティのポワロ役で有名な髭の役者さんがやっています。生き生きとメッセージが伝わってきます。