大江戸怪談草紙 井戸端婢子 (竹書房文庫)
ウィッシュリストに入れておいたものの、なかなか食指が動きませんでした。
と、いうのも、やはり作者のジャンルが既に定着しつつあるからだったと思います。
一体どういう本になってるのだろう、とあまり期待せずに購入しました。
ところが、良い意味で裏切られました。うまい。
読めば、従来のシリーズよりもこの本のような作品の方が好きだという方も
きっと多いでしょう。
東京伝説シリーズに飽きてきた(慣れてきた?)人、息抜きにおすすめです。
乳恋リアルおっぱい ハミ乳家庭教師編 灘坂舞 [DVD]
めずらしく衝動買いをしました。
印象は、期待していたよりかなり良い。
全体的なストーリーも面白いし、設定も色々あって楽しめる。
ただ、灘坂舞さんは、しばしばクスッと笑う。
男優さんが面白いことを言っているからなんだろうけど、
小さく笑われると、観ている私は不思議としらけた。
もちろん、それだけ灘坂舞さんが正直者で素直なんだろう。
“おっぱい”を楽しむなら☆×5。
下の毛がキレイに整えてあって(マイナス?)、
クスッと笑うので、私は☆を1つ減らしました。
相撲よ!
横綱だけど25歳だし、どれほどの内容があるのかと購入を躊躇していたのですが、相撲ファンの友人がしつこく勧めるので買ってみました。読んでみると、友人の見立ては正しく、横綱の相撲観に感動しました。とくに、理想的な相撲を語った箇所。土俵に上がったら、勝とうとか、どう戦おうとかを頭で考えるのではなく、相撲の「流れ」にしたがって、体が自然に動くに任せる、そうしてとった相撲はあとでみても「美しい」のだ、という部分です。相撲をたんなる勝負ごとと思いこんでいた私は、「美しい」という表現にグッときました。相撲を「美しい」という表現で語る箇所はそれ以外にも随所にでてきます。相撲がスポーツでなく神事であることが本書の中で語られていますが、横綱は相撲だけでなく日本文化を深く理解しているのだということが分かりました。読書が好きで、いろんな人に会って話すことが勉強になるそうです。先日、この本を貸してほしいと言って持ち帰った相撲好きの祖父が、読み終えて呟いた感想が印象的でした。「日本人力士よりも日本や相撲のことをよく知っているんじゃないかな。双葉山の69連勝をモンゴル人力士に抜いてほしくないと正直思っていたが、こういう若者だったらいいなと思ったよ」。11月場所が楽しみです。
低音横綱
日本でもトップクラスのベーシストが集結した、とんでもなくおいしいアルバムである。ブレッカーブラザースまっさおのSPONGE CAKEからスタートする。かなりファンキー度は高く、ロック度も高い。つまりこれは、熱かったころの、ジャズロックであり、真の意味での生命感溢れていたころのファンク音楽である。他には江川ほーじん=チョッパーがめちゃうま。岡沢章/水野正敏=古川初穂先生とやってらっしゃるすんごい人物。とどめは富倉安生さん=昔キープにいた=深町純先生の偉大なる硬派なバンド。なにわエキスプレスだった清水興さんも参加で、かなりの盛り上がり大会になっています。特に注目は青木智仁さんでフレキシブルなベースは圧巻だ、また同時に彼のベースはシャープである。こんなベースはあまり日本にいないのだ。ブレッカーブラザースファンなら聞くしかあるまい、あとラリーグラハムファンも聞くしかあるまい。そんな隠れた名盤。ベースで食べていきたい人は聞かなきゃね。おいしいベースがざっくざくうううう。