ゼルダの伝説 ムジュラの仮面
アイリッシュ音楽やスコットランド民謡のもとの音楽っぽいのが一部。
ムジュラのテーマは、怖い音楽。
怖いといっても、グロテスクな怖さではなくて、知らない世界を見るような怖さという感じ。ゼルダ特有の独特な感じがいい。
冒険の主人公リンクは、前作で別れた、かけがえのない友を探しにゆく。
少しでもはやく会いたい、その気持ちと裏腹に、リンクは奇妙な世界に
巻き込まれる。そんな感じがよく伝わってくる。
そうして、前作の世界と完全に違う空間に入り、抜け出せなくなってしまう。そこはとってもとっても奇妙な世界。
なぜかというと、知っているはずの顔がたくさんあるのに、
本当はぜんぜん面識のない人ばかりの世界。
この物語はリンクにとっての試練なんじゃないかと思わせる曲。
やけに戦闘シーンのムジュラの仮面のテーマが頭に残ります。
このゲームをクリアした人でも意外な発見ができるかも知れません。
全体的に、暗くてシリアスな曲が多いのだけど、困難な状況から
希望を見出せるストーリーにあった、ゆったりした曲も増えたと思います。
もうひとつのゼルダの世界がたっぷり詰まっています。
曲がいろんなドラマを思い浮かばせてくれます。
任天堂 サウンドヒストリーシリーズ「ゼルダ ザ ミュージック」
ゼルダを彩る最高のエッセンスが沢山詰まってます。聴いた後でゲ-ムがやりたくなってしまう事うけあい。特筆すべきは、最後のアレンジ。メインテ-マメドレ-なんですが、完全なアレンジではなく、原曲を使用したもの。最初聴いた時は、アレ?これだけ?などと思いましたが、聴いていく内に虜になりました。なんというか、ゼルダの持つ独特のかっこよさを最大に表現していてくれてます。これだけでも価値は十分。後は心の充足の為に、ムジュラの仮面をVCで出してくれる事を願います、任天堂様。
ゼルダの伝説ムジュラの仮面
既存のゼルダシリーズには、クリア後の特典が全くなかった。 一回クリアすればそれでおしまい。
ところが、この作品にはクリア後も楽しめる要素がたくさんある。
例えば、お面集めだ。ある一定のキャラに話しかけるだけで、入手出来るお面もあれば、三日間かけてやっと手に入るお面もあったり、種類も様々。
お面を全て集めれば、鬼神の仮面と交換できるイベントもあり、やりこみ要素満点である。
そのほかにも、金のスタルチュラ集め、はぐれ妖精集めなど、比較的収集イベントが多い。
どれも時間をかけなければ、クリアできないものばかりなので、やりこみ点として星五つとした。
ゼルダの伝説 時のオカリナ 上
ゼル伝ファンでありながら、やっと今になってこの本を購入しました。私にとっては期待どおりで、予想よりこの本にはまったようです。ゲームでは主人公リンクの感情ってわからないですが、この本ではリンクの感情(性格)がわかって楽しいです。
姫川先生が描く大人リンクも格好いいですが(さわやかで)、シークも格好いいですよ!ゲームの時よりもダークな雰囲気にひかれました。なんとこのシーク、ガノンドロフに仕えていたのでびっくりです。なぜ彼に仕えていたかは・・・本を読んでからのお楽しみですね。この本ではこうしたゲームの話を少しアレンジしてあって、ゲームをプレイされた方でも、隠れたゲームエピソードを知ることができて楽しめると思います。(私がそうでしたし)ゲームではなかったリンクとバルバジアの話も泣けます。
最後に・・この本はリンクとゼルダ姫が好きな方にオススメしたいです。リンクのゼルダ姫に対する気持ちが伝わってきます。これもゲームではあまりわからなかったので、この本を読んでリンクの気持ちが分かって楽しいかも。