Le Petit Prince
「ヒツジの絵を描いて」
そんな王子様のリクエストにあなたならどう応えるだろう。
動物園や図鑑から抜き取ったヒツジの似姿なんてあまりに退屈。
ついに彼を満足させたのは一枚の箱の絵。
見える? 見えない?
それがいい。
小説家でありながらにして同時にパイロット、空に消えたサン=テグジュペリの、
あまりにはかないこのことば。
"C'est le temps que tu as perdu pour ta rose qui fait ta rose si importante."
"Je suis responsable de ma rose."
著作権の失効に伴って、ここ数年、書店をめぐれば、百花繚乱の『星の王子さま』。
翻訳を読み比べてみるのも面白かろう。しかし、王子の孤独を表現するに、
このフランス人の淡くはかない肉声に勝るものはない。
大人になると見えなくなってしまうもの、大人になってはじめて見えてくるもの。
分量で言えば薄くそして手軽、ただし、その中身たるや、あまりに重い。
本へのとびら――岩波少年文庫を語る (岩波新書)
本書は二部構成で、第一部は宮崎監督が選んだ50冊の岩波少年文庫の推薦・書評です。
監督自身が読んだ作品から読んでいないけれでも他の人が
おもしろいと言ったから選んだ作品が登場します。
第二部は前半(3.11前)と後半(3.11後)に分けられ、
前半は監督と少年文庫など児童文学との出会いや
翻訳のすばらしさ(特に石井桃子さん)や挿絵の魅力を取り上げ、
子ども時代に大事な一冊を見つけて夢中になれば
「この翻訳はおかしい」と言えると述べています(146頁)。
そして第二部後半は3.11後の心境について語り、
敗戦ではなくこれから本当の破局が始まるのであって、
この現実を見ていないのが現実であると。
そして、今ファンタジーを今は自分はつくれず、
自分は何をつくれるのかと問う日々が続いているが、
しかし、新しいファンタジーをつくるのは、
今本を選んでいる少年・少女たちである、と。
岩波少年文庫のお薦めの50冊と児童文学の面白みについて語られた
宮崎監督から小さい後輩たちへの温かな“依頼状”です。
星の王子さま [DVD]
昔、TVアニメで観た事が、忘れられないように、この作品も心に残る作品です。
原作の世界観を損なう事無く、表現していると思います。
王子役の少年が、本の世界から抜け出てきたかのようです。
ジーン・ワイルダー演じるキツネも、良い味出してます。
観終わった後に、原作を読み返したくなる事、間違え無しです。
Dave Digs Disney
過去に購入した"Quiet As The Moon"を聴き直して、もっと音が聴きたくなり今回購入しました。
Disneyの曲自体はまるで知らず、ジャズに造詣があるわけでもないのですが、伸びやかなライブ(=生き生き)感がとても楽しめる1枚です\(-o-)/
ディズニー・ベビー オルゴール編~泣いてた赤ちゃん、もう笑った~
子供が産まれてから購入しましたが、寝つきにもよく使えるし、本当にこちらもリラックスできます。妊婦の時に購入すればよかったかな。ちびchanが寝る前に私が寝てしまうことも・・・