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アメナーバル・コレクターズBOX [DVD]
 BOXセットが出るなんて、制作者はファンの落としどころをよく知っています。幻の短編「ヒメノプテロ」「LUNA-月-」が収録され、今では簡単に手に入れることのできなくなっている大傑作『テシス』も入っているのですから。映画ファンを自認する方なら必携の一品です。長編3本は既に持っていますが私も買い直します。本当に優れた映画群なのです。
 監督アメナーバルはまだ劇場公開長編を4作しか撮っていませんが、それだけで映画の天才の名をほしいままにしている「本物」です。今回のBOXで彼の辿ってきた軌跡を今一度追体験できることでしょう。本国スペインで興業成績の新記録を打ち立てた『テシス』、『バニラ・スカイ』としてハリウッド・リメイクされた絶品『オープン・ユア・アイズ』、その効果あってハリウッドで制作された悲痛なゴシック・ホラー『アザーズ』、そして待望の新作『海を飛ぶ夢』は感涙のドキュメンタリー…。彼が世界に通じる作品を撮り続けてきたことや、一貫して現実と夢・虚構が交錯する幻想世界をテーマとしてきたこと(ドキュメンタリーである『海を飛ぶ夢』でさえ、まさに「海を飛ぶ」素晴らしい幻想シーンが一つの山場なのです)、そして自作の音楽が映画全体に荘厳さと格調を与えていて、作品の高品位から切り離せない要素だということ、等々がよく分かるのです。
 彼がハリウッドに招聘された時、彼の才能が食いつぶされてしまうのではないかと1ファンとしてはハラハラしていました。ところがどうして、かえって彼は作家的成長を遂げ、本来撮りたかったのはこういう路線だったのではないかと思わせる新作を見せてくれました。確かに『海を飛ぶ夢』はそれまでのトリッキーで驚愕のラストがある映画とは毛色が異なっています。ヨーロッパには今でも素晴らしい映画と作家が息づいており、特にスペイン映画の充実は見事なものです。その至宝、アメナーバルの素晴らしさをご鑑賞下さい。

伸予 (1978年)
 高橋揆一郎が北海道の出身とは知らなかった。歌志内の生まれで、今、生きていたら80歳と少し。頑張って長生きしてもらいたかったですが、2007年に没しています。

 やはり映画と違い、小説はディテールが描き込めますから、深く心に沁みわたりますね。最近の若手が、ドラマ化されることを意識して最初から小説を書いているわけでもなく、ブログもない時代ですから、49歳の主人公伸予が中村光夫氏が言うように「老年の女性の恋」を書いているというのは笑えますが、当時はそういう空気だったんでしょうね。今や40.50代の女性の恋など当たり前な時代から見ると少し古い感じがしますが、素直に読んで楽しめました。
最後の感想としては、49歳はまだまだ若い。この描き方は少し可哀想! それが実感です。高橋氏の経験と想像力の為せるイメージでしょうが、「おんな」の本性を書ききっているとはとても、思えない。
 そうは言っても、ぐいぐいと最後まで読者を引っ張って行く力量はさすがですね。北海道から出た初めての芥川賞作家というのも何か嬉しいものですね。

 道徳的な終わり方も少し味気ないのですが、やはり伸予にその頃はわたしなどすっかり感情移入していますので、可哀想で涙がでました。

テシス 次に私が殺される [DVD]
良い意味で期待を裏切ってくれました。「これぞサスペンス」といった印象を強く受けました。
最近は映像、特にCGで魅了させるといった映画が多いですが、この映画は脚本で魅了させられる映画でした。
少し火曜サスペンスっぽい展開があるのですが、個人的にはこの展開がより一層この映画に緊張感を与えたと思います。
アナ・トレント、エドアルド・ノリエガらのキャスト陣の演技も素晴らしかったです。
残虐な描写もありませんので、万人にお勧め出来る映画です。

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