1. Heavy Metal Thunder
2. Rock 'N 'Roll Gypsy
3. The Bands Played On
4. 20,000 Feet
5. Ride Like The Wind
6. Motorcycle Man
7. 747
8. See The Light Shining
9. Frozen Rainbow
10. Strong Arm Of The Law
11. Princess Of The Night
12. Wheels Of Steel
13. Denim And Leather
14. Crusader
15. Rockin' Again
16. Back On The Street

セット・リストを見ればSAXON Masterpiece Songsなのが判るが、９０年収録という丁度、SAXON低迷期からドイツを生命線に活動していた時期だけに、どこかコジンマリした映像になっている。２０００年以降に発売されているDVD群の方が、２回目のSAXONの黄金期（いや、欧州ではそれ以上の人気バンドになっているが）を体験出来るが、演奏の安定感や、名曲を確認するには値段も手頃なDVDです。

Fairport Conventionを抜けたAshley Hutchingsが手掛けたよりトラディショナルなアプローチ
（といってもエレクトリックだが..。）のバンドSteeleye Spanの1stアルバム。
イングランド・アイルランドの混成という形は長続きしなかったが、Maddy PriorとGay Woodsのコーラスは美しく、
楽曲のよさと、このメンバーならではの出来のよさはこのアルバムの魅力だ。
まさに、英エレクトリック・フォーク（トラッド）のアルバムの登場である。

イギリスのトラッドフォークバンド、スティーライ・スパンの3枚組。2009作
1972〜1975年のクリサリス時代の5作を3CDに収めたもので、
「Below The Salt」 (1972) は歌をメインに静謐に聴かせる中世風味の好作。
マディ・プライアの歌声がより魅力的になり、バンドの全盛期を感じさせる。
「Parcel Of Rogues」 (1973) はドラムも加わった、トラッドロック的な作品。
「Now We Are Six」 (1974) 以降はキャッチーさが増して、土着的な質感が薄まって
一般的なフォークリスナーにも聴きやすくなっている。「Commoners Crown」 (1975) 、
「All Around My Hat」 (1975) ともに落ち着いた牧歌性が楽しめる好作だ。