USBメモリをよく無くしていたので、ちょっとおしゃれでなくさなそうだなと思い、購入しました。
USBポートが縦に並んでいる場合は大丈夫でしょうけど、横並びだと普通に邪魔です。(笑)
でも、無くさないくらいの大きさ、物珍しさから一日だけヒーローになれたので十分満足です！
しいて言うならもうちょっと容量がほしかったかな？

一応、最後まで攻略されていますので、
「完全攻略本」という説明は間違ってはないと思います。
ただ、「徹底攻略」かというと、別問題で、
最後までのチャートを見づらく（！！！）書いておいて、
その下にプレイのヒントを与えている感じです。
説明も~したらいいと思うとか、~しておきたいみたいなもの。
あんまり親切じゃありません。
最後に設定資料もありますが、10ページもありませんし、
おそらく、少しでも関心があった人なら
どこかで見たはずのものばかりですので、
期待しないほうがいいと思います。
80ページしかない、しらずに手に取ればチラシと間違う。
なのに、この値段？
納得できません。

やりこみやレベルあげや、派手な演出に魅力を見出す人にはつまらないかもしれません。
一方で、童話的な雰囲気、細かい演出の可愛さ（食事モーションや様々な表情変化など）
さくさくと物語を読み進めるゲームのあり方を楽しめる方にはお勧めできます。
戦闘は同じ敵の色違いなどが多いですが、
レベルが上がってくると攻撃のスタイルが変わってきたりします。
回避をうまく使わないとほぼ攻撃を当てられない敵もいたり、
動きは少々もっさりしていますが楽しめました。
戦闘が苦手な人向けにほぼ画面全体を効果範囲とする攻撃魔法や、
完全回復する木の実、発動後にダメージを受けても回復する魔法があるので
中盤以降はこれらを携帯すればクリアできないことは無いと思います。

なによりグラドリエルのグラフィックや人柄がかわいらしい。
丁寧な物腰と態度、子供や動物に話しかけた時ちょっと顔を近づけたり、
正体がばれてしまったときに焦ったり、
笑うとき口元を覆うのに戦闘中は片手で骨付き肉にかじりつく。
13歳の王女様とはいってもしっかり教育を受けてきたんだなと思わせる
上品なキャラクターづけがシナリオ上でもグラフィック上でも示されていて
好感をもちました。

問題はマップ移動時のロードがながかったことで★ひとつ減らしました。

ブラックのせいか見た目一瞬小さかったかと心配しましたが、履いてみるとふわふわ暖かくsizeも通常23cmですので厚めのソックスでの調整でベストかと思いました。見た目より軽いですし気に入りました。

本編のサイドストーリーということで出版された本作品ですが、スクルージとキャロルによるロストクリスマスのようにプリンセス・オブ・デッドプールはオーバードースとアントリートによるスピンオフというべきかと思われます。
本編キャラクターの登場はかなり少なめなので、集たちの活躍が見たいという方は肩透かしを食らうかもしれません。
特にいのりは名前のみの登場なので彼女のファンは注意してください。
表紙はredjuice氏の書き下ろしということで美麗です。
挿し絵も良作画のフルカラーになっています。
集といのり、涯とマナ、スクルージとキャロルとはまた違うオーバードースとアントリートという王様たちの小さな物語を見たい方は購入してみてはいかがでしょうか?
あなたのギルティクラウンの世界がまた1つ広がるはずです。