深田恭子がひどすぎる。
一人がこんなにぶちこわすなんてすごい。
学芸会。

長年聴いてきて自分が森田童子を一枚に納めるとしたらと考えると選曲はまさに納得のものです。

しかしこのアルバムのポイントはそこではありません。新録音「ひとり遊び」が加えられたことにつきます。「海が死んでもいいョって鳴いている」というアルバム「ラストワルツ」に収録された曲ですが、20年以上たっても森田童子は森田童子であることを示してくれたしなぜ今いちどこの曲をわたしたちに送ってくれたのか、想いはめぐるのです。この森田童子のピリオドとなるかもしれないアルバムを森田童子からの別れのメッセージと考えるならたった一曲のために手にいれるべきアルバムです。

デビュー当時の曲で、今なお代表曲のひとつである「さよならぼくのともだち」が収録されていない謎にも森田童子の意志が働いているように思います。ジャケットがドラマ「高校教師」をテーマにしているのが唯一の不満です。

「高校教師」と云うタイトルでやや損をしている感がある。
　第1話では上戸彩がいいなとか、ソニンも中々いい味出してるとか、演技派の蒼井優まで出てるし、それも水着シーンがあったりしてお得だなと思ったりもした。つまりストーリィというよりもキャストに魅力を感じていただけだった。
　だが、第2話のラストで正直驚いた。プロを目指す物書きのはしくれとして、先行きの展開について創作意欲をいたく刺激される設定だったのだ。この先がかなり楽しみである。
　その後も最後まで観たがおもしろかった。

（追伸）2009.3　蒼井優をもう一度観たいと思い第1話と第2話が収録された第1巻を3年ぶり（ツタヤディスカスで2006年4月にレビューしているからその位だろう）に借り直してみた。このドラマでの蒼井優は目を見張るほどの演技ではないが、今よりふっくらしていて※泳ぎもきれいだし水泳部部員役としては不足の無いものだ。第2巻以降を借り直すかどうかは現在考慮中（笑）
　上記のレビューで述べた第2話ラストに関する感想は今回も変わらなかった。上戸彩と藤木直人の抑え気味の演技は悪くない。特に彩ちゃんのみずみずしさに再感動した。

※｛泳ぎもきれいだし｝……ドラマ中ではそう思ったが、その後暫くして観た蒼井優のインタビューでは、泳げなかったので水泳部員のオファーが来てから泳ぎの特訓をしたのに、泳ぎのシーンは吹替えになってしまったと言っている。確か「徹子の部屋」だったかな。

1993年に放送された、真田広之さん主演の、TVドラマ「高校教師」の再放送を観て、改めて良いドラマだなと感銘を受け、まだ、ぼくたちの失敗森田童子ベストコレクションのCDがあるかと思い、某CDショップに行った所、たまたまこのCD一枚しか無く、これでも良いかと思い即購入。ちょうど映画「高校教師」切っ掛けでリリースされた、ベストコレクション2だったので!1曲目のたとえばぼくが死んだらは、死んだらと言う曲名、歌詞を使っているが、メロディーは綺麗、またその他に収録されている曲も、森田童子ワールドを堪能出来た気が致します。今ではAmazonで商品検索すると、プレミアが付いてて、1万円以上もの価格なんですね?中古でも既存の値段を超える価格、CDショップで買った私にとっては、今では貴重品です。

文句ありません。もう一つのBEST盤を買えばいいです。高校教師のイメージが強いが、それ以上に素晴らしい曲がある。