ザ・ハウス・オブ・グッチ
日経新聞の書評で「資本と経営の分離うんたら」とあるのを見て、買ったのですが、読み始めたら止まらなくて、けっきょく徹夜して一晩で読みきってしまいました。
まず、ドラマとしては、人間くさい家族騒動やグッチのビジネスの拡大によって、ものすごく躍動的なリズムのオペラやバレエを見ているようでした。最後のほうなんかトム・フォードの活躍やLVMHとの抗争を含め、今日のファッションブランドのそうそうたる面子がたくさん出てきて、豪華な舞踏会での幕締めという印象でしょうか。単にお家騒動というだけでなく、グッチを核としていろいろなエピソードが集められ(クロード・ルルーシュ『愛と哀しみのボレロ』のよう)、まったく飽きさせません。
そして、とりもなおさず、経済学・経営学的に見てもおもしろいネタが詰まっているとおもいます。特に、株主構成や資本構造が、ビジネスの地域展開やクリエイティブ系の組織構成に与える影響が、クリアに描かれています。ああいうお家騒動がなかったら、そしてグッチ家からの資本の分離がなかったら、結果的にトム・フォードのグッチはなかったろうと。
ただ、グッチ家周辺の人々の写真は若干載っているものの、カバンだのショップだのといったクリエイティブな側面をあらわす写真がないのは残念ですね。もっともなくても、記述が丁寧なので読むのには困らない程度です。
まず、ドラマとしては、人間くさい家族騒動やグッチのビジネスの拡大によって、ものすごく躍動的なリズムのオペラやバレエを見ているようでした。最後のほうなんかトム・フォードの活躍やLVMHとの抗争を含め、今日のファッションブランドのそうそうたる面子がたくさん出てきて、豪華な舞踏会での幕締めという印象でしょうか。単にお家騒動というだけでなく、グッチを核としていろいろなエピソードが集められ(クロード・ルルーシュ『愛と哀しみのボレロ』のよう)、まったく飽きさせません。
そして、とりもなおさず、経済学・経営学的に見てもおもしろいネタが詰まっているとおもいます。特に、株主構成や資本構造が、ビジネスの地域展開やクリエイティブ系の組織構成に与える影響が、クリアに描かれています。ああいうお家騒動がなかったら、そしてグッチ家からの資本の分離がなかったら、結果的にトム・フォードのグッチはなかったろうと。
ただ、グッチ家周辺の人々の写真は若干載っているものの、カバンだのショップだのといったクリエイティブな側面をあらわす写真がないのは残念ですね。もっともなくても、記述が丁寧なので読むのには困らない程度です。
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オーダーしてすぐに梱包されて届きました。メガネケースも良かった、ただし佐川急便以外での配送にしてほしい
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まだ貼りはしてないが 品質 見た目 良い。カットが汚いとのレビューがありましたが 綺麗カットでしたよ