笑った。ともかく笑った。映像特典の中の「吉兆の女将」では政治家のみなさんが出てくるのだが、一人何役もこなすので早変わりで役者さんたちがばたばた。これがまた最高におかしかった。お勧めの1枚。

既に同水準のリマスター処理された劇場版が単品発売されているので、エンドレスワルツを見たいという人はそちらをオススメします
このBD-BOXを買って得するのはコアなファンくらいです
そのコアなファンの感想として書きますね

お伝えしておきたいのは映像全てがTV版BD-BOXと同じかそれ以上のレベルでリマスター処理されている点ですね
新作カット部分も綺麗に処理されてます
ちなみに新作カットとは総集編収録時、つまり昔の新作カットの事です！

エンドレスワルツは思い出深いですね
劇場版とはBGMの選曲が違ったりするので、OVA版を繰り返し観てた自分としてはコッチのほうがしっくりきます
オーディオコメンタリーには何故か置鮎さんが参加(汗)
ポイントは女性キャストから見たガンダムWでしょうか
興味深く、面白かったです

最初のDVD-BOXのBOX絵が映像特典に収録されてたのは嬉しかったなぁ。箱だけで良いから欲しかったんですよ
CDはFTを収録して欲しかったかなー
そこだけが不満ですが、期待以上に楽しめたのでこの評価です！

出演・大和武士、菊池孝典、荒井乃梨子、咲田めぐみ、大杉蓮（声の出演）、真樹日佐夫
監督・三池崇史、脚本・真樹日佐夫、撮影・郭木盛

今回、牙は謎の若い女性をボディガードすることとなり、台湾へ向かい、そこであれやこれやに巻き込まれるというストーリーです。

エディターレビューに書かれているストーリー・内容とは全く違います。この作品は1994年に発売されたオリジナルビデオ「ボディガード牙　修羅の黙示録」であり、1995年に発売された「ボディガード牙　修羅の黙示録2」とは別の作品であることに注意してください。

三池監督による「ボディガード牙」三作品の二本目。「ブルース・ハープ」「漂流街」「烈火」「クローズZERO」などで見られるあの独特のオープニングの萌芽がここで見られることに少し感動します。また当時発売されていたパッケージには「豪華香港ロケ」などと書かれていますが、全くのデタラメで実際には台湾ロケであり、作品中には香港のホの字も出てきません。しかし今考えると、そのデタラメ感こそがVシネマであり、余裕を失くしよりシビアになりつつある現代社会への警鐘ではないでしょうか。それはともかく、この台湾での撮影が後の三池監督の傑作「新宿黒社会」〜「極道黒社会」に繋がっていくわけでその意味で重要な作品であり、劇中多く挿入される台北の風景はその後の作品と地続きであると考えます。