トラウマ日曜洋画劇場
知人から薦められて購入。
「その映画を初めて観たときの状況」というのは貴重なものだと思う。
自分は著者より少しだけ下の世代。小中学生のころ、映画は映画館かテレビでしか観ることができないもので、観たことのない映画が放送されるとなればテレビにかじりつき、初めて観る映画に惚れ込んだり、逆に通り魔みたいにぶん殴られたり、いろいろ貴重な経験をさせてもらった。
それだけにテレビで観て心に残っている映画について書く、というこの本の語り口は好きだし、作品のセレクションも好みだし、解説にも力が入っていて映画の本としては普通に面白い。まあネタバレはどうかと思うけど。
ただせっかく「テレビで観た映画」というくくりで語る以上は、「ただの映画」ではなく「テレビの映画番組」としての情報も必要だったのではないかと感じる。
例えば放送日。昔は他の映画の公開に便乗して似たジャンルの作品を放送することも多かったし、夏場には数回連続で怪奇映画特集があったりもした。放送された時間や放送枠、解説の内容や吹替え、カットされていたシーンの詳細など、著者がどういう状況でその映画を観たのかをもっと語ってほしかったなあと思う。
そういった情報が充分でないため、言い方は悪いが「テレビで観た映画の本」ではなく「ただの映画の本」になってしまっている。そこがちょっとだけ残念。
「その映画を初めて観たときの状況」というのは貴重なものだと思う。
自分は著者より少しだけ下の世代。小中学生のころ、映画は映画館かテレビでしか観ることができないもので、観たことのない映画が放送されるとなればテレビにかじりつき、初めて観る映画に惚れ込んだり、逆に通り魔みたいにぶん殴られたり、いろいろ貴重な経験をさせてもらった。
それだけにテレビで観て心に残っている映画について書く、というこの本の語り口は好きだし、作品のセレクションも好みだし、解説にも力が入っていて映画の本としては普通に面白い。まあネタバレはどうかと思うけど。
ただせっかく「テレビで観た映画」というくくりで語る以上は、「ただの映画」ではなく「テレビの映画番組」としての情報も必要だったのではないかと感じる。
例えば放送日。昔は他の映画の公開に便乗して似たジャンルの作品を放送することも多かったし、夏場には数回連続で怪奇映画特集があったりもした。放送された時間や放送枠、解説の内容や吹替え、カットされていたシーンの詳細など、著者がどういう状況でその映画を観たのかをもっと語ってほしかったなあと思う。
そういった情報が充分でないため、言い方は悪いが「テレビで観た映画の本」ではなく「ただの映画の本」になってしまっている。そこがちょっとだけ残念。
『レコードのムード』シネラマ映画「世界の七不思議」編
しつこい様ですが淀川さんが御存命の頃に日曜洋画劇場のエンディングで流れていた曲はここにあります!
「ソー・イン・ラブ」って曲名でこのCDの最後のトリをつとめています。
しかしソー・イン・ラブ以外の曲も素晴らしいです!この一曲の為に買うのが嫌でためらっているのでしたら迷わず購入する事をオススメします。
難をあげれば音質がモノラルでしかも原盤からでは無くレコードから直接おこしてるからチリ・ブツ音が入ってる事でしょうか?
でも自分は全く気にならない音質レベルでしたしモノラルに関して一言で言ってしまえば「こういったのはモノラルの方が断然いい」のです、 例をあげるとロベンフォードとジミーウィザースプーンが組んだCDが2枚ありますが最近出たヤツは無理矢理ステレオ化されていて本来の良さが欠けた様になってがっかりしました;機会があれば2枚を聴き比べてみて下さい
まぁ兎にも角にもCD化まで漕ぎ着けたスタッフを称賛したいです、コンピレーションなのにまるで一人のアーティストのアルバムを聴いている様にバランス良く曲が並んでいて実に聴きやすかったですしね、後出しのライバル(?)のイマージュ10よりアルバム単位で楽しめるのでは無いかと(笑)
まぁ人それぞれですけど。
これこそ売れるべき名盤!CDジャーナルで星を獲得したのは伊達ではありません絶対オススメです!
「ソー・イン・ラブ」って曲名でこのCDの最後のトリをつとめています。
しかしソー・イン・ラブ以外の曲も素晴らしいです!この一曲の為に買うのが嫌でためらっているのでしたら迷わず購入する事をオススメします。
難をあげれば音質がモノラルでしかも原盤からでは無くレコードから直接おこしてるからチリ・ブツ音が入ってる事でしょうか?
でも自分は全く気にならない音質レベルでしたしモノラルに関して一言で言ってしまえば「こういったのはモノラルの方が断然いい」のです、 例をあげるとロベンフォードとジミーウィザースプーンが組んだCDが2枚ありますが最近出たヤツは無理矢理ステレオ化されていて本来の良さが欠けた様になってがっかりしました;機会があれば2枚を聴き比べてみて下さい
まぁ兎にも角にもCD化まで漕ぎ着けたスタッフを称賛したいです、コンピレーションなのにまるで一人のアーティストのアルバムを聴いている様にバランス良く曲が並んでいて実に聴きやすかったですしね、後出しのライバル(?)のイマージュ10よりアルバム単位で楽しめるのでは無いかと(笑)
まぁ人それぞれですけど。
これこそ売れるべき名盤!CDジャーナルで星を獲得したのは伊達ではありません絶対オススメです!
眠れる森の美女【二カ国語版】 [VHS]
BDでは初のアニメ作品の購入でした。(他作品の視聴経験はあり)
数年前に出たDVD版を持っていますがBD版を見た後に見ると色は褪せて見え、音も力感が無くVHSを見てるのかとさえ感じました。
特典映像でウォルト自身がこの頃には作品に関わることが少なくなっていたことを知りましたが、それでもこの作品の随所に見て取れるウォルトらしい演出からも決して人任せにしていたワケではないようです。
それだけ作品に情熱を注いだウォルトやナインオールドメン(初期作品のアニメーターの総称)が50年前に描き出したものを再現し、より磨きをかけてくれたこのBDはディズニーファンならずとも一度は見て欲しいです。
数年前に出たDVD版を持っていますがBD版を見た後に見ると色は褪せて見え、音も力感が無くVHSを見てるのかとさえ感じました。
特典映像でウォルト自身がこの頃には作品に関わることが少なくなっていたことを知りましたが、それでもこの作品の随所に見て取れるウォルトらしい演出からも決して人任せにしていたワケではないようです。
それだけ作品に情熱を注いだウォルトやナインオールドメン(初期作品のアニメーターの総称)が50年前に描き出したものを再現し、より磨きをかけてくれたこのBDはディズニーファンならずとも一度は見て欲しいです。
『レコードのムード』シネラマ映画「世界の七不思議」編
いま、ムード・ミュージックがあまりウケないのは、甘くロマンティックすぎて、世知辛いご時世との乖離が大きすぎる点にあるのではないでしょうか? その点、このCDに収められた多くの曲は優しく明るく癒しのムード満点ながらも、個性的でオリジナルな主張のある曲が多くとても楽しめます。休日の夜にゆったり気分でというのが定番のムード・ミュージックのイメージですが、むしろ平日の午前中の新鮮な躍動感をサポートしてくれる曲も多数収録されています。普段は、ロックやらテクノ系を中心に聴いていますが、ラテン系の選曲などを聴くとセニョール・ココナッツ、ラウンジ風のものでは砂原良徳などのアイデアはこんなところにあるのではないかなどと妄想したりもします。そんな意味で、ムード・ミュージック・ファンのみならず、両者のファンやエレクトロニカ、ラウンジ・ファンにもオススメの1枚です。