Madvillainy
ゼロ世代HIPHOPの最高傑作はおそらく蟹江の5thということで落ち着くんでしょうが、
個人的にはこちらに一票を投じたい。
MADLIBとFM DOOMという稀代の異才がタッグを組んで織り成した、サンプリングとフロウによるアングラ万華鏡アルバム。
リリース量が半端じゃない両者のディスコの中でも、特別な存在感を放つ作品だと思います。
まず特筆すべきはサンプリングネタの凄まじさ。
複数のサンプルを絶妙に組み入れるこの手法は以前からのMADLIBの十八番だが、
今作におけるコラージュセンスは節操がないというレベルを超えて、ある種全能的な視点をもってなされた所業だとしか思えない。
1サンプルのみで作られた曲はほんのわずかでほとんどが2サンプルないしは3サンプル、
中には11もの素材を使用した曲すら存在する。
ネタの種類もソウルやらプログレやら現代音楽やら映画のサントラやら、スト2やら(笑)で、
トラックとして成立しているのが信じられない程だが、
そのモザイクのような音像は、まるで今まで触れたこともないような文化の異国を彷徨っているかのような感覚を味あわせてくれます。
そしてその異界を飄々を渡り歩くがごとくフロウするDOOMのヘヴィなRAPも素晴らしい。
リリックはいつものDOOMといった感じだが、乗るトラックが違うというだけで、だいぶ味わいが変わってくる。
共作というカテゴリーの中でも、最良の結果が出た一例として語られるべき作品だと思います。
個人的には00'sのみならず、今まで聞いたHIPHOPの中でBESTです。
両者を知るきっかけとしても、是非聞いてみてください。
個人的にはこちらに一票を投じたい。
MADLIBとFM DOOMという稀代の異才がタッグを組んで織り成した、サンプリングとフロウによるアングラ万華鏡アルバム。
リリース量が半端じゃない両者のディスコの中でも、特別な存在感を放つ作品だと思います。
まず特筆すべきはサンプリングネタの凄まじさ。
複数のサンプルを絶妙に組み入れるこの手法は以前からのMADLIBの十八番だが、
今作におけるコラージュセンスは節操がないというレベルを超えて、ある種全能的な視点をもってなされた所業だとしか思えない。
1サンプルのみで作られた曲はほんのわずかでほとんどが2サンプルないしは3サンプル、
中には11もの素材を使用した曲すら存在する。
ネタの種類もソウルやらプログレやら現代音楽やら映画のサントラやら、スト2やら(笑)で、
トラックとして成立しているのが信じられない程だが、
そのモザイクのような音像は、まるで今まで触れたこともないような文化の異国を彷徨っているかのような感覚を味あわせてくれます。
そしてその異界を飄々を渡り歩くがごとくフロウするDOOMのヘヴィなRAPも素晴らしい。
リリックはいつものDOOMといった感じだが、乗るトラックが違うというだけで、だいぶ味わいが変わってくる。
共作というカテゴリーの中でも、最良の結果が出た一例として語られるべき作品だと思います。
個人的には00'sのみならず、今まで聞いたHIPHOPの中でBESTです。
両者を知るきっかけとしても、是非聞いてみてください。
Shades of Blue
ジャケもブルーノートの雰囲気出ていますが、中身はもっと凄いです!絶対に期待をよい意味で裏切ってくれます。
70年代のブルーノート音源を洗練されたマッドリブの腕で上品にリミックスしています。
ヒップホップやジャズを日頃聴かない方も、マッドリブならすっとなじめるだろうし、心地よい音がきっと癖になると思います!!!必聴♪
70年代のブルーノート音源を洗練されたマッドリブの腕で上品にリミックスしています。
ヒップホップやジャズを日頃聴かない方も、マッドリブならすっとなじめるだろうし、心地よい音がきっと癖になると思います!!!必聴♪