女装男子系オトコの娘マガジン『おと娘』 vol.10
掲載作品の感想を書く。
■ちがけちゃんブラック
アンソロジーは男の娘と保健医の先生とのラブコメかと思わせる内容だったが、連載版はいい意味で裏切られた。
主人公は男の娘のいる中学校に転入してきたばかりの少年で、体が弱いという設定。それで保健室で男の娘であるちかげと出会うのだが、お互い生徒会長になりたいという目標があることがわかり、ライバル関係に。
松本ミトヒ。氏のマンガということで、作画の素晴らしさは当然といったところか。次号も楽しみ。
■だから僕は妹×弟に恋をする
主人公が男の娘の弟に恋愛感情を持ってて、弟も兄のことが好き、って話。
設定だけならさほど珍しいわけではないが、作画の良さがこの作品をイッキに魅力的なものにしている。4ページの2コマ目から3コマ目への視線の移動、9ページ1コマ目のこちらをちらっと向いての「お兄ちゃんだけだもん」など。次号はどういう展開になるのか楽しみ。
■あまはら君+
天原が高校に入学したばかりの頃のエピソード。あー、なるほど、これがキッカケで他の人の悩みを解決していこうって思ったのね、天原くんは。今回の話を読んだあとだと、今までの話もより深みが増すっていうか、より納得して読めるっていうか…。この話を描いたのは正解だったと思う。
■ミキの放課後
最終話。ミキと自分が両想いってことがわかった伊月。長谷川が他の女の子を連れてきたことに腹を立てる泉が可愛い。ミキと伊月のキスシーンも良かった。二人が付き合いだした後の話や、長谷川と泉がその後どうなったのかも見たかったが…。
■僕の彼女のスカート下事情
付き合いだした彼女がえっちをこばむ…って話(笑)。このマンガ好きだなぁ。12ページというページ数の少なさを感じさせない。絵もうまいし、男も男の娘にも好感が持てる。
1〜2ページのさわやかな告白シーンから一転、3ページ3コマ目でもう「えっちなのは…だめ」だもん(笑)。このスピーディな展開、大好きです(笑)。これ、続きを成年誌で見たい(笑)。
■妹(弟)喫茶はじめました。
男の娘3人でカラオケに行く話。今回はみかんがメインで描かれていて面白い。なんだろう、この4コマでありながらラブコメとしてのストーリーも進展していく、っていう感じ。とめきち氏いろんな描き方できるんだなぁ。
■チェリーガーデン
コンプレックスを使って各キャラクターがどういう人物なのかを描きつつ、主人公の心の成長も描いててボリュームのある内容だった。また、かのんが下着をたくさん持っていてこだわりがあることがわかり、1話の派手な下着姿も納得。
■煌!! 男の娘塾
今回はマンガ家の先生が女装を始めたキッカケが描かれている。こういう話があると、キャラに深みが出るし、より愛着も出ていいと思う。
■うらふ〜。
うーん…8ページ以降、どこが舞台なのか絵だけじゃわからないのはどうかと思う。「今ならまだ教室かな」「空き教室って」ってセリフがなかったら、学校内を出てどっかの建物に入ったように見える。
8ページで輝を見かけるコマを、主人公の後方から見た視点で背景つきで描けばもう少し違った印象だったかなぁ。あと18〜19ページは同じような構図(顔のアップ)が続いてイマイチ。
■神嫁ですけどっ!
今回は「やばい棒」ですか(笑)。
■いいんちょは♂
なんやこの1ページは(笑)。こういうギャグは好き(笑)。8ページ2コマ目に笑った(笑)。そして3コマ目で1ページのネタを使うとは(笑)。
■先生あのね。
中村を自宅に招待する話。ホンワカしてていい。19ページ5コマ目面白い(笑)。「同じものが生えてて親近感がわく」て(笑)。
■女装山脈
今回はセリフを一切いれずに絵だけで描いている。こうして見ると、ゲームの原画や本誌の表紙を描いているだけあって、構図なんかはさすがといったところ。次号より本編再開、とのことだが、ムリにゲームのストーリー全てを描こうとしない方がいいと思う。ゲームのセリフを詰め込みすぎると説明してる感が強くなって、せっかくの絵がうまく見せられないと思うので…。
■コクハク
おと☆娘コミック大賞の佳作とのことだが、イイ。男子生徒の告白シーンから始まり、とりあえずデートということになり、デートの終わりに男が好きになったキッカケを話す。それを聞いて、ウソをつき通すことができず、男であることを告白する女の子。すると男はそれは知っていた、と。嬉しくて泣き出す女の子。いやー、いいじゃないですか、こういう純愛(?)モノ。11ページ1コマ目や、13ページ2コマ目の男の表情もいい。7ページで3コマ目を入れて間をおいている(?)のもセンスを感じられる。次回作も読みたい!!
■オトコの娘ラヴァーズ!!
3話はTSFがテーマ。今回もアツい議論(?)が交わされる(笑)。それにしてもこのマンガ、全部吉田悟郎氏が考えているんだろうか…だとすると、吉田氏相当アツいなぁ(笑)。もしかするとこの作品、「男の娘を知りたければまず『オトコの娘ラヴァーズ』を読め!!」的な存在になるんじゃないのか…。
現在「おと☆娘」で連載されているマンガは質の高い作品が多く、完全に「わぁい!」を超えた感がある。
■ちがけちゃんブラック
アンソロジーは男の娘と保健医の先生とのラブコメかと思わせる内容だったが、連載版はいい意味で裏切られた。
主人公は男の娘のいる中学校に転入してきたばかりの少年で、体が弱いという設定。それで保健室で男の娘であるちかげと出会うのだが、お互い生徒会長になりたいという目標があることがわかり、ライバル関係に。
松本ミトヒ。氏のマンガということで、作画の素晴らしさは当然といったところか。次号も楽しみ。
■だから僕は妹×弟に恋をする
主人公が男の娘の弟に恋愛感情を持ってて、弟も兄のことが好き、って話。
設定だけならさほど珍しいわけではないが、作画の良さがこの作品をイッキに魅力的なものにしている。4ページの2コマ目から3コマ目への視線の移動、9ページ1コマ目のこちらをちらっと向いての「お兄ちゃんだけだもん」など。次号はどういう展開になるのか楽しみ。
■あまはら君+
天原が高校に入学したばかりの頃のエピソード。あー、なるほど、これがキッカケで他の人の悩みを解決していこうって思ったのね、天原くんは。今回の話を読んだあとだと、今までの話もより深みが増すっていうか、より納得して読めるっていうか…。この話を描いたのは正解だったと思う。
■ミキの放課後
最終話。ミキと自分が両想いってことがわかった伊月。長谷川が他の女の子を連れてきたことに腹を立てる泉が可愛い。ミキと伊月のキスシーンも良かった。二人が付き合いだした後の話や、長谷川と泉がその後どうなったのかも見たかったが…。
■僕の彼女のスカート下事情
付き合いだした彼女がえっちをこばむ…って話(笑)。このマンガ好きだなぁ。12ページというページ数の少なさを感じさせない。絵もうまいし、男も男の娘にも好感が持てる。
1〜2ページのさわやかな告白シーンから一転、3ページ3コマ目でもう「えっちなのは…だめ」だもん(笑)。このスピーディな展開、大好きです(笑)。これ、続きを成年誌で見たい(笑)。
■妹(弟)喫茶はじめました。
男の娘3人でカラオケに行く話。今回はみかんがメインで描かれていて面白い。なんだろう、この4コマでありながらラブコメとしてのストーリーも進展していく、っていう感じ。とめきち氏いろんな描き方できるんだなぁ。
■チェリーガーデン
コンプレックスを使って各キャラクターがどういう人物なのかを描きつつ、主人公の心の成長も描いててボリュームのある内容だった。また、かのんが下着をたくさん持っていてこだわりがあることがわかり、1話の派手な下着姿も納得。
■煌!! 男の娘塾
今回はマンガ家の先生が女装を始めたキッカケが描かれている。こういう話があると、キャラに深みが出るし、より愛着も出ていいと思う。
■うらふ〜。
うーん…8ページ以降、どこが舞台なのか絵だけじゃわからないのはどうかと思う。「今ならまだ教室かな」「空き教室って」ってセリフがなかったら、学校内を出てどっかの建物に入ったように見える。
8ページで輝を見かけるコマを、主人公の後方から見た視点で背景つきで描けばもう少し違った印象だったかなぁ。あと18〜19ページは同じような構図(顔のアップ)が続いてイマイチ。
■神嫁ですけどっ!
今回は「やばい棒」ですか(笑)。
■いいんちょは♂
なんやこの1ページは(笑)。こういうギャグは好き(笑)。8ページ2コマ目に笑った(笑)。そして3コマ目で1ページのネタを使うとは(笑)。
■先生あのね。
中村を自宅に招待する話。ホンワカしてていい。19ページ5コマ目面白い(笑)。「同じものが生えてて親近感がわく」て(笑)。
■女装山脈
今回はセリフを一切いれずに絵だけで描いている。こうして見ると、ゲームの原画や本誌の表紙を描いているだけあって、構図なんかはさすがといったところ。次号より本編再開、とのことだが、ムリにゲームのストーリー全てを描こうとしない方がいいと思う。ゲームのセリフを詰め込みすぎると説明してる感が強くなって、せっかくの絵がうまく見せられないと思うので…。
■コクハク
おと☆娘コミック大賞の佳作とのことだが、イイ。男子生徒の告白シーンから始まり、とりあえずデートということになり、デートの終わりに男が好きになったキッカケを話す。それを聞いて、ウソをつき通すことができず、男であることを告白する女の子。すると男はそれは知っていた、と。嬉しくて泣き出す女の子。いやー、いいじゃないですか、こういう純愛(?)モノ。11ページ1コマ目や、13ページ2コマ目の男の表情もいい。7ページで3コマ目を入れて間をおいている(?)のもセンスを感じられる。次回作も読みたい!!
■オトコの娘ラヴァーズ!!
3話はTSFがテーマ。今回もアツい議論(?)が交わされる(笑)。それにしてもこのマンガ、全部吉田悟郎氏が考えているんだろうか…だとすると、吉田氏相当アツいなぁ(笑)。もしかするとこの作品、「男の娘を知りたければまず『オトコの娘ラヴァーズ』を読め!!」的な存在になるんじゃないのか…。
現在「おと☆娘」で連載されているマンガは質の高い作品が多く、完全に「わぁい!」を超えた感がある。