バストアムーブ2 ダンス天国MIX
音ゲーというもので、一番大切なのは、何回聞いても苦にならないという点だと思います。個性を出しすぎても回数を重ねて聞くのは、つらかったり、万人が好むようなものでも、単調になってしまったりと、選曲はとても難しいと思います。
その点このバストアムーブ2は、色んな音ゲーをしてきた自分ですが、飽きない曲という事で考えると、とてもやりやすいゲームでした。
対戦プレイで邪魔しあったり、隠れキャラを探したりするのも楽しかったです。
初めの段階でコツを掴むのが一番大変でした。
ダンスサミット2001 バスト・ア・ムーブ
面白いと思います。初心者にも楽だと思います。
ただ・・・何かが足りないと思います。ぐっ、と来るような物が
無いんです。でも普通に面白いですよ。リズムがいいし。
「感染症パニック」を防げ! リスク・コミュニケーション入門 (光文社新書)
感染症には独特の恐怖があります。その大きな理由の一つは目に見えないからでしょう。ライオンやワニに襲われた場合、私たちは「ああ、これはピンチだ!」とすぐ感じることができます。しかし、目に見えない微生物を相手にしてしまうと、そう簡単に判断することはできません。
その得体のしれない恐怖感は、時に過剰なパニックを生むこともあります。一方で、まぁ大丈夫だろうと、リスクに対して不感症になってしまうことも。そんな時、専門家の言葉は大きな意味を持ちます。
では、専門家は、感染症にまつわるリスクをどのように検討し、「どれくらい恐れろ」と適切なリスクを一般の人に伝えればいいのでしょうか。今回紹介する『「感染症パニック」を防げ』は、「感染症界のエース」との呼び声高い医師・岩田健太郎氏が「リスク・コミュニケーション」の見地から、その難問に答えようと筆を取ったものです。
専門家向けの本と割り切って、手に取らないのは勿体ないほど、本書はリスクを考える上での様々な示唆に溢れています。たとえば、感染症のリスクを見極める場合、「起きた時の影響」と「起きる可能性」を分ける必要性があります。
たとえば、エボラ出血熱は致死率が60~90%の起きてしまうと大変な病気です。しかし、エボラ・ウイルスの感染は体液との接触がメインのため、インフルエンザなどと比べはるかに感染率は低いのです。
この場合、この両者を混同してしまい、「エボラは罹ったら大変な病気だから、大流行する」と捉えてしまうのはリスクの見極めを失敗しています。こう書くと当たり前のことのように思えますが、リスクをごちゃごちゃにして「わー!大変だ!」と必要以上に恐がってしまうことは、感染症だけではなく様々な場面で起こっているはずです。
本書では、実際の感染症を解説し「どれくらい恐れるのか」を検証するだけではなく、「どのように伝えるのか」のノウハウも詰め込まれています。感染症の専門家かつ、前線で対策にあたる医師だから書けたであろう注目の一冊です。
【Reviewed By Synodos/シノドス】