ねこぢる草 [DVD]
話が、きちんと用意されているところが凄い。
でも判る人は日本では少ないのでは無いだろうか。
なかなかこの話題に触れるのは、危険が伴うでしょう。
ねこぢるワールドの琴線に触れている人は、かなり楽しめると思います。
あと、暖かい人もかなり楽しめると思います。
でも判る人は日本では少ないのでは無いだろうか。
なかなかこの話題に触れるのは、危険が伴うでしょう。
ねこぢるワールドの琴線に触れている人は、かなり楽しめると思います。
あと、暖かい人もかなり楽しめると思います。
ねこぢる劇場 ぢるぢるORIGINAL [DVD]
『ねこぢる草』。『ねこぢるy』。そしてこの『ねこぢる劇場』。そのどれもが深淵なるねこぢるの井戸に桶を吊るし入れた作品です。汲めたナニカをぎゅっと濃縮したのが『ねこぢる草』。できうる限り過剰な演出など避けて丸かじりしてみたのが『ねこぢる劇場』。この世で最もその井戸のそばにいたのに、否、いたればこそ持ち得た生前の姿・声・呼吸・思考・嗜好・生き様・残された直筆のメモや夢日記を材に作品の深化を試みた『ねこぢるy』。…ねこぢるyの解釈にはわだかまった違和感がつきまとったためか私は好きにはなれなんだ。しかしてアプローチの仕方はそれぞれながらもどの作品にも共通して、 あのどこ見とるかわからん目をした猫への畏怖、興味、共感が充満しているような気がする。カール・セーガンよろしく無闇にパラノイックに構えて分析するのも勝手だし、単なる数多ある娯楽の一つの形としてあろうとしただけだろうと遠巻きにその存在をとどめておくのもいい。実際、知り合いなんかはねこぢると和田ラジヲを同じ棚に並べていたし、解釈はいくつあってもいいと思います。たった一つの解釈以外は認めない!なんてケチクサイ作者でもないでしょうから。一度心にこびりついたら、ちょっとやそっとじゃ忘れられない。憶えやすいのは見た目だけにそれはあらず、誰しも心では渇望していながら、そう易易と表立っては言えない出来ない荒事をあの猫はやってのけてしまいます。このDVDの特典映像にガロ表紙集が収録されてて思い出したのが「物や人の本質を瞬時に見抜けてしまう人。またそれを素直に口にしてしまう人」とする、根本敬さんのねこぢる評。なんかステキダワー。
ぢるぢる旅行記 (インド編) (Bunkasha comics―Manga Aloha! series)
故ねこぢる先生が旦那さんと二人でインドに行った時の体験談をマンガにした作品。絵はとてもかわいいのだが、そのインドの描写のなまなましい事。この作品をみて、すごくインドに行きたくなった。神秘の国インド。そこで起こる数々のエピソードは一見の価値あり!