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とてもまんぞくのいく商品でした

くず星のプロモ初めて見ました！超かっこよかったーこうちゃんファン必見です

どうも伊丹万作という人は、映画監督なのだが、46歳で死んでいるし、代表作である「赤西蠣太」ですらＤＶＤになっていないという状態で、伊丹十三の父で大江健三郎の義父ということで知られている気がして、作品が普通に観られない映画監督のエッセイ集というのはどんなものかと思う。はじめは、四社連盟への批判の文章で、これは戦後の五社協定のようなものだが、これは確かに普遍性があって面白い。
　しかし読んでいくと、注がついていないことに気づく。日劇に李香蘭が出た時のことも書いてあるのだが、注がないから知らない読者には分からないだろう。そのくせ、「小島の春」について書いたところでは、つけとかないとまずいという感じで編集部注がついている。戦前の文章なのだからもっと注をつけて説明しないといかんので、どうも今ひとつやる気のなさを感じた。