永平寺の精進料理 七六〇年受け継がれた健康の智慧を家庭でいただく
縁あって永平寺別院に10年以上通う機会があり、一時期、著者の料理をいただいたことがあります。
偉いお坊さんが「こんどの典座の料理はとてもおいしい」とぼそっと言われました。
それでじっさい料理を頂くとき、はじめ「そうかな?」と思いました。目の前の飯物などは味付けが薄口で湯気だけが上って来るかのような気がしたのです。しかしそれはすぐに誤解とわかりました。
その中からだんだんと味が出てきて、噛むほどに噛み心地を感じたり、演出しようとしているかのような意図のある香りや味わいを感じたのです。そして(おかずの追加である)別菜はむしろしっかりした味付けで、結果的にどの料理もメリハリの利いた、とてもおいしい味だったと記憶してます。
はじめに口にするものは薄い味で、後に口にするものは比較的濃い味に演出されたのでしょうか。食べ終わってみると、たいへん幸福感につつまれたのを憶えています。
味付けは「濃い味は付けやすいが薄味は付けづらい」と以前どこかで聴いたことがあります。はっきりとしっかりした意図をもって薄い味に「演出」したりするのは、基本だけ知っていてもできない、むしろ伝えようとする「心」の領域かもしれません。
(本来、禅宗の教義では、味が美味いとか不味いとかを、考えたり口にするべきではないのですが、著者の料理が質の高いものでしたので一言書かせていただきました)
偉いお坊さんが「こんどの典座の料理はとてもおいしい」とぼそっと言われました。
それでじっさい料理を頂くとき、はじめ「そうかな?」と思いました。目の前の飯物などは味付けが薄口で湯気だけが上って来るかのような気がしたのです。しかしそれはすぐに誤解とわかりました。
その中からだんだんと味が出てきて、噛むほどに噛み心地を感じたり、演出しようとしているかのような意図のある香りや味わいを感じたのです。そして(おかずの追加である)別菜はむしろしっかりした味付けで、結果的にどの料理もメリハリの利いた、とてもおいしい味だったと記憶してます。
はじめに口にするものは薄い味で、後に口にするものは比較的濃い味に演出されたのでしょうか。食べ終わってみると、たいへん幸福感につつまれたのを憶えています。
味付けは「濃い味は付けやすいが薄味は付けづらい」と以前どこかで聴いたことがあります。はっきりとしっかりした意図をもって薄い味に「演出」したりするのは、基本だけ知っていてもできない、むしろ伝えようとする「心」の領域かもしれません。
(本来、禅宗の教義では、味が美味いとか不味いとかを、考えたり口にするべきではないのですが、著者の料理が質の高いものでしたので一言書かせていただきました)
竹川美子 第一唱~初雪~/「雪の海峡 津軽」
違う「雪の海峡津軽」を購入したのですが、
見つからないのでここにレビューします。
声も歌詞も私は好きなのですが、完全に
カラオケ向きの歌です。ファンになりそ
うです。この歌を聴いて以来、応援したく
なる歌手の一人になりました。
見つからないのでここにレビューします。
声も歌詞も私は好きなのですが、完全に
カラオケ向きの歌です。ファンになりそ
うです。この歌を聴いて以来、応援したく
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