【内容】
九回表２アウト満塁で迎える打者はきらり。久里のコントロールによる驚異の変化球もきらりに打たれ満塁ホームラン。
後続をアウトで抑え３点ビハインドで九回裏夢の島の攻撃。久里の瞬策で打ちあぐねたステルスボールをとらえる夢の島。
２アウトと追い込まれるも走者一二塁で打順が久里に回ってくる。２ストライクとなったところで次巻。

【見どころ】
三振と凡打を積み重ねたステルスボールの対処法が語られます。
負傷した大和田と交代した高次がただの控えではなかったことが過去の久里との交流で明かされます。
小柄な小川が自分の打席でまた魅せてくれます。

【☆-１】
投手の手を離れた球のコースを確認した後、バッターボックス内で姿勢を１８０°反転して腕をたたんで振ったバットは真実の芯を
とらえて快音響かせてホームラン。やり過ぎというか出来過ぎ感が強く感じられました。左右どちらの打席でも打てることは理解
できますが、球離れから体を反転、真実の芯をとらえるバッティングというのはちょっと。
もう一つ。一塁の小川が美ら海聖都の一塁手と会話する場面が描かれていますが、小川の身長が一塁手の股下というのに唖然。
仮に小川の身長が１２０ｃｍだとしても一塁手は２４０センチ前後ぐらいになるので、違和感を感じました。

【総評】
話の内容はいつものDreamsなので、Dreams好きな人は楽しめると思います。