徒然草: 創業90周年企画 (マンガ古典文学シリーズ)
ほぼ全段が紹介されています。
省略されたのは数えるくらいです。
仏教の教えとか
人に関する価値観とか
文学についてとか
昔話についてとか
いわゆる生活の知恵(ほんの1,2行だけ)
など一貫して書かれてはおらず、
まさに「つれづれなるまま」に書かれたエッセイ集と言えます。
描かれたのは鎌倉時代後期くらいですが
「昔はこうだったが、今(平成の世では鎌倉時代こそ大昔ですが)はもうない」など
まさに吉田兼好の目を通した「今」が
長谷川法世の細やかな絵を通して描かれています。
よく見ると当時の庶民の女性の身なりまでしっかり調べたとわかるくらいです。
当時の男性の価値観で書かれた話なので
かなり偏見だね、と思われる表現もありますが
「うんうん今でもそんな奴いるいる(笑)」と
うなずけるのもたくさんあります。
いわゆる古文の副読本としても十分役立ちますし
エッセイ本として読んで、
鎌倉時代に思いを馳せるのもまた楽しいです。
省略されたのは数えるくらいです。
仏教の教えとか
人に関する価値観とか
文学についてとか
昔話についてとか
いわゆる生活の知恵(ほんの1,2行だけ)
など一貫して書かれてはおらず、
まさに「つれづれなるまま」に書かれたエッセイ集と言えます。
描かれたのは鎌倉時代後期くらいですが
「昔はこうだったが、今(平成の世では鎌倉時代こそ大昔ですが)はもうない」など
まさに吉田兼好の目を通した「今」が
長谷川法世の細やかな絵を通して描かれています。
よく見ると当時の庶民の女性の身なりまでしっかり調べたとわかるくらいです。
当時の男性の価値観で書かれた話なので
かなり偏見だね、と思われる表現もありますが
「うんうん今でもそんな奴いるいる(笑)」と
うなずけるのもたくさんあります。
いわゆる古文の副読本としても十分役立ちますし
エッセイ本として読んで、
鎌倉時代に思いを馳せるのもまた楽しいです。