私事ですが、ブラウン管テレビから５０インチのプラズマテレビに買い替えまして、本格的にブルーレイのソフトを揃えようかと思ったときに思い浮かんだのが｢ゴッドファーザー｣。ブルーレイソフトは、パソコンの液晶モニタで｢西部開拓史｣や｢砲艦サンパブロ｣などを観ていて、その美しい精緻な映像に感動していたので。買い直そうか、でも、その前にこのＤＶＤセットがあるじゃないかということで、一応確認の意味で久しぶりにプラズマの大画面では初めて観てみたのですが・・・。いやあ実に素晴らしかったです。｢PART2｣など本当に泰西名画の趣の映像でフィルムの質感が素晴らしい。昔、映画館で観たのはこんな映像だったのではないかなあという思いです。ＤＶＤでもレストア版なども出ていますが、きっとまた別の美しさの映像になっているのではないか。ブルーレイの精緻な画像はまた違った感動を与えてくれるものとは思いますが、しばらくは、まだこのＤＶＤで満足できそうです。でも音が格段に良くなっているとのことなので、そのうちブルーレイも買ってしまうでしょうが・・・。ただこのＤＶＤセット、愛蔵版にするのにふさわしいパッケージングで良いですねえ。

　それにしても｢PART2｣が映画史に残る傑作であることを再確認しました。アカデミー賞をとった若きロバート・デニーロ素晴らしいです。デニーロが病気になった赤ちゃん（フレドー）を心配そうに見つめるシーンが妙に印象に残る。それがまたラストの非情な結末に重なり、胸が締めつけられる思いになりました。アル・パチーノはもうマイケルその人といった感じでその存在感、内面に秘めた苦悩を表現した姿には圧倒的な凄み、説得力があり、なんでアカデミー賞とれなかったのかと！残念に思う（最近のアカデミー賞とは違って、当時は賞の権威、重み、ノミネート作品や役者のクオリティが違ったので、その中で最高の評価が得られなかったのが残念に思う次第です）。

　ストーリーは、マフィアのファミリーを題材にしているが、ベースは家族の物語なので現代の日本の家族にも通じるような気もしました。高度成長期は、父親の権威、強さで家族を引っ張ってきた家族にとって幸福な時代。父親の権威がなくなって、バラバラになってしまいそうな家族を一所懸命まとめようとする現代のお父さん。なんかマイケルと日本のお父さんの苦悩が重なってきませんか？

　茂山家ファン歴○年ですが、セリフの細かい意味や歴史など、舞台だけではわからなかったことがわかって目からウロコでした。今は一人前の狂言師として活躍している茂山家の面々の、子供の頃のお姿も見られて…まさにお宝映像！
　でもやはり、「能と狂言ってどう違うの？」という人にこそオススメです。人間国宝の千作さん自ら解説してくれるのですが、映像をまじえてわかりやすいので退屈しません。
　惜しかったのは、狂言の舞台がダイジェストになってるところですかね…やっぱり最後まで見たい！でも続きは次の公演を待つことにします。

一気に読了。ルーツ探しに取りかかりました。古文書と格闘中です。

こういった分野の本はたくさん出ておりますが、私のように全く知識の無い人間にはもってこいの基本書だと思います。○○を知るためには、どうすればよいか？等、簡潔に書かれています。イラストも多くパラパラとめくり読みをしても、目的ごとにキレイにまとめられていて私は読みやすかったです。知らなければ損をするような相続に関しての内容も掲載しており、ちょっとした時間に読めるので基本書としては満足な内容でした。

元々は犬の系統図ポスターを探していたのだが、パズルのものがあって楽しそうなので購入。一部にはあまり良くない感想の口コミもあって気にはなったが、まあ、安いので買ってみた。
やはり犬の写真のいくつかは安いコピーのような、ぼやけた写真である。それ以上にがっかりしたのは、パズルそのものの質が悪過ぎる。安っぽくてピースがちょっとしたことでむけてボロボロになる。最初から表面がクシャクシャになっているのもあった。ピースとピースのはまりも悪い。ふにゃふにゃ。
それでも最後まで完成させて、糊で固めフレームに入れて壁に飾った。あまり近くで見ないようにしている。
時間的には2日間で合計10時間で完成できたのでわりと簡単なほうです。