伝説の筈であったトロイ戦争が歴史的実在であったごとく、北欧神話の舞台や宇宙樹などが実際のアイスランドの火山地形に比定しうる・・という野心的な本。縦横にエッダの原文を引用し、地質学的な考察、美しくも奇怪な写真と相俟って読み易く面白い本となっている。著者の主張の中にはやや強引なところも散見されるが、読み進むうちにアイスランドに行きたくなってくる。アイスランド語の詩編についてドイツ語で書かれた文章を日本語に直している関係上、翻訳に困難が生ずるのは仕方ないところだろう。

本日、試写会で見てきました。
あっという間の８５分でした。
どうやって撮影したのか、凄いリアルなクライミングシーンが
畳み掛けるように迫ってきて、ワクワクしっぱなしでした。
アイガーやグランドジョラス、ｋ２などの山岳小説を沢山読んでいたのですが、
天候、寒さ、疲労、怪我、、クライミングの過酷さを映像でしっかり感じることができて
とても満足しています。

音楽もカッコいいです♪

ケネス・ブラナー監督の映画『マイティ・ソー』を見て他のソー関連の作品が見たくて購入しました。
以前『マイティ・ソー：アスガルドの伝説(漫画)』を購入したことがあるのですが、どうにも映画のソーやシフ、ウォーリアーズ・スリー、ロキの印象があまりにも違い「本来はこういうキャラクターだったのだな」とそれはそれとして納得して読んでおりましたが、あまりの違いに驚きもしました。
ですが、このアニメの『勇者ソー：アスガルドの伝説』は映画『マイティ・ソー』のキャラクター達と再び出会えたような気持ちにさせてくれます。
原作の漫画を元に映画が作られたのは理解しておりますが、映画版の彼らは漫画版とは違う印象を強く受けました。
アニメ版は、見たあとに「アニメの彼らが後々映画『マイティ・ソー』で出会った彼らになったのだ」と説明されても、大体納得がいくような性格となっております。
（当然違いもありますが、こちらは書くとネタばれになるので書きません）
ですので、ケネス監督の映画『マイティ・ソー』が好きな方にはこちらは楽しめると思います。
逆に『マイティ・ソー：アスガルドの伝説（漫画）』のイメージで購入されてしまうと別物という印象になるかと思いますのでご注意を。

携帯アプリから移植の本作、キャラ絵がストライクだったため購入しました。
このゲーム、キャラ萌えが半端ないです…！
一本のゲームで複数のキャラに萌えたのは、私はこれが初めてです。
イケメン武将達から甘〜い言葉を絶えず囁いていただけます。

☆こんな方にオススメ
美麗な絵やキャラ萌えを重視する。
忙しくてゲームを一度にたくさんプレイできない…
とにかく今、私には甘さが必要だ。

★こんな方にはちょっと合わないかも
壮大で作り込まれたストーリーを求めている。
乙女ゲーをがっつりやり込みたい。
史実や設定など細かいところが気になる…

まず、良いところから上げていきます。
絵が（立ち絵・スチル共に）とてもキレイです。
キャラクターの個性もはっきりしていて、全員魅力的です。
声優さんも有名な方ばかりで、演技もさすがの一言。
特に信長役の諏訪部さんの低音ボイスには萌え転がりました…。
アプリ特有のシナリオの手軽さは、人によって吉と出るか凶と出るか分かれますが、
忙しい合間を縫ってゲームをする方にはちょうど良いのではないでしょうか。

次いで良くなかったところ。
効果音があまりに場違いなのでOFFにすることをオススメします。
それから立ち絵と表情パターンの少なさ。
せっかく皆イケメンなのでもっと色んな表情が見たいよ…！
操作性（クイックセーブ・ロード、早送りなど）が特殊なので、
こういうものなのね、と割り切れないと辛いかもしれません。

さて、肝心のゲーム内容についてです。
戦国時代が題材ですが、史実とは違うところが多々あります。
フィクションだと割り切れない方は回避した方が良いでしょう。

共通部分はオープニングのみ。
冒頭でキャラ選択します。（2周目以降キャラ選択までスキップ可）
各ルート12話で成り立っており、1話につき選択肢が2回。
好感度の高い選択肢を選ぶと各話毎に追加エピソードを読むことができます。
8話目までの選択肢の内容で好感度が変わり、
9話目以降が祝言・通常・悲恋と3種類のルートに分岐します。
なのでボリュームはけっこうあります。

個人的には戦も恋もうまくいき、な祝言ルートより、
二人で障害を乗り越え道を切り開いていく通常ルートや、
切なさ全開の悲恋ルートの方が印象に残りました。

元がアプリのため、確かに全体的にあっさりした流れですが、
そこは元々「違うもの」と捉えた方が良いと思います。
他の方のレビューにも書かれていましたが、
アプリでは1話ごとに20時間程度のプレイ制限がかかります。
ほぼ1日に1話ずつプレイすることになるのですが、
そうするとゲームの中でも時間が経っている気がして、
シナリオが短くてもあっさり終わってしまった感じがしないんです。

PSPでは一気にプレイされる方が多いでしょうから、
移植するにあたってエピソードを追加し、後日談も加えボリュームを増やしている。
それでいて元の世界観を崩しているようには感じませんでした。
素晴らしい移植だと思います。

このゲームをプレイする乙女ゲーマーさん達に間違えないでいただいたいのは、
ゲームへの向き合い方、遊び方です。

おなかがペコペコに空いている時はご飯が食べたい…。
忙しい時や小腹が空いた時はおやつをつまみたい…。

ご飯かおやつかで言ったら、このゲームはおやつです！
ガッツリ乙女ゲームをやり込みたい、という時にこのゲームは合いません。
忙しい日常の中にちょっと甘さを加えたい時、
疲れてしまって少し気分転換して楽しみたい時、
ちょっとしたおやつ感覚でプレイするには最高のゲームだと思います。
一話一話が短いので区切って遊びやすく、忙しい人にもオススメです。

私は仕事で疲れた時、このゲームから萌えをもらって元気になりましたよ〜！
恋戦大好きです！第二幕も移植されることを期待しています！

ライター陣の中心人物が、かの有名なEver17の脚本を担当した一人である中澤工さんであり、今回はどの位難解になるかと思ってましたが、予想以上に難解で物語が進めば進むほど読むのに疲れる程のレベルでした。
現実とバーチャル（ネット）二つの世界を股にかけつつ話が展開していきます。
TIPSがあるとは言えITやSF専門用語のオンパレード。
世界観や設定はとてもこだわっていて惹かれますが、少なくとも万人向けな内容ではないのは確かです。
Ever17で感じた様な驚きやカタルシスにも期待していたのですが、そういう点にも欠けていたのは残念。
難解であればあるほど面白さを感じる方には良いと思いますが、そうでない方は敷居が高い物であるという事を覚悟してからプレイした方が良いと思いました。