長さ約20cm、高さ約37cm x マチ約7cm 、大容量、スマホ・タブレットに最適とのことですが、実際に入るのは8インチのタブレットまででした。
10インチタブレットはＮＧ
高さ37センチは底からベルト取付金具の先端までです。

ＤＶＤには淳子ちゃんの当時のテレビ映像がそのまま記録されています。特に8時だよ全員集合出演時の映像は画質もよく、顔のアップも多く見られ、また、カメラワークも今と違いのんびりしていて、淳子ちゃんと同世代のおじさんにとってとても見やすいですね。ブルーレイではありませんが、当時１８インチ程度のブラウン管で見ていたので、５０インチで見てもＤＶＤで十分です。
「あなたのすべて」では声が裏返ってるところまでわかりました。まさに感動の1枚です。

自分はTVシリーズ及び劇場版前後編の結末には完全に納得していたので、
続編の報せを聞いた時は、あれから一体どうやって続編を作るのだろうか、
予想以上に人気がでたものだから、もっと稼ごうとスタッフたちも欲がでたんだろうか、
などとあれこれ考えました。率直に言って、見る前は不安の方が大きかったです。

しかし見てみると、こちらの色々な予想や邪推を軽々と超える凄まじい作品でした。

TVシリーズの結末に納得してる人の中には、今作の結末は許容できない人もいるようです。
かく言う自分も観賞直後はかなり衝撃を受けましたが、それでも今作を受け入れられるのは、
以前からTVシリーズの結末への疑念や否定意見もいくつか目にしてきたからでしょうか。

TVシリーズの結末というのは、魔法少女たちが抱いた祈りも希望も否定しないということ。
たとえその祈りを抱いたがために傷つき、予期せぬ悲運を招いたとしても、
傷つきながらでも、希望を抱いて進み続けるその”道程”こそが重要なのだという、
いわば”結果”ではなく”過程”の大切さを説いたものだったと思います。

逆に言えば、魔法少女たちの祈りが望んだ通りの結果を招くとは限らない状況は依然変わらないわけで、
そのことをもって「これはハッピーエンドではない」とする意見は以前から存在していました。

今回の結末はそんな前作の結末へのアンチテーゼと言えます。
抱いた祈りは達成されなければならない、そのためならどんなことでもしてみせるという、
”過程”ではなく”結果”を重んじたのが今回の結末であり、それが”彼女”の最終的な決断でした。

今回生まれた対立関係というのは、一番身近なところでは親子の対立関係に似ています。
子供は成長するにつれ自分なりの夢や理想を抱き、それに自分の人生を捧げたいと思うわけですが、
親としては自分の子供が偉人や英雄を目指して、いらぬ苦労を背負ったり早死にしたりするよりは、
たとえ平凡な人間でもいいから長く幸せな人生を送ってほしいと願ってしまうものです。

相手を思いやるが故の対立というのは、誤解やすれ違いから生じた対立より遥かに厄介です。
どちらの心情も理解できるだけに、どちらが正しいとは簡単に言い切れない部分があります。

まどか☆マギカという作品の続編が作られるにあたり、個人的に一番心配だったのは、
それこそ当たり障りのない万人受けする結末に物語を落ち着けてしまわないかという点でしたが、
この作品のスタッフは全力でその逆の方向へと突っ走ってくれました。

作画も演出も音楽も声優陣の演技も脚本も、かつて無いくらい”本気”が伝わってきます。
率直に言って制作者たちの”覚悟”がここまで肌で感じられる作品はなかなか無いです。

まどか☆マギカという作品がここで完結しても、またはここからどんな風に続いていこうとも、
自分としては満足ですし、この”叛逆の物語”が傑作だという自分の中の評価も変わらないと思います。

あともう一点触れておきたいのがやっぱりサウンドトラックです。
個人的には梶浦さんの手掛けたサントラの中で今作が最高傑作だと思います。
”まだだめよ”のメロディーが今作のメインテーマとなっていますが、
序盤の楽しげなアレンジからだんだんと孤独と寂しさを湛えた曲調へと変わっていく様は、
キャラクターの内面をそのままに表現していて、なんとも言えない切ない気分になってきます。
そしてエンディングテーマの「君の銀の庭」も非常に素晴らしい曲です。
「音楽の力は恐ろしくて、観客が抱くイメージをそのまま決定付けてしまいかねない」と、
同封されているブックレット内のインタビューで梶浦さん本人が語っていましたが、
その言葉通り、曲調も歌詞も観客が抱く物語への解釈には決して踏み込まず、
ただ作品のありままを伝えている、素晴らしいテーマ曲だと思います。

正直、数回利用しましたが、あまり参考になりませんでした。価格が価格ですから、こんなものなのかな。

これはパソコンで聴けます。
しかし効果はまだ判らないので星３つにしました。
今聴いているところですので。