非常に単純ゆえにプレイヤー同士の利害、腹の探り合いが楽しいゲームです。
ルールは簡単、手札を3つの鍋に放り込み13の数字を超えないように。
13を超えたら手札を引き取る事になりマイナス点となる。
しかし、他のプレイヤーよりも1つの色を独占できれば特別にその色のマイナス点は免除される。
色以外の毒薬は関係無しに大きなマイナス点である。
勝つにはなるべく手札を引き取らないか、引き取ったとしても色を独占してマイナス点の免除を狙う。
相手が欲しいと思っている色の鍋を見極めたら躊躇わずに毒を投げ込みましょう！
プレイヤー人数に応じてラウンド数が変化しますが3~4人でプレイすると比較的短時間で終わるライトゲーム。
重めのゲームの合間にそろえて置きたいゲームですね。

本書は、顧客のニーズを汲み取り、システマティックに投資配分する、優秀な業界トップの企業が必ず、破壊的技術に敗れ去ることを指摘した良書である。
クリステンセンは、優秀な企業は製品の性能を高める「持続的イノベーション」は採用するが、今までにないある特徴をもつものの、少なくとも短期的にはその市場で最も求められる製品の性能を引き下げる「破壊的技術」に投資配分することはできないという。
各業界内にいくつか存在する、異なった価値基準で結び付けられたバリューネットワークと低い粗利益率が、破壊的技術の導入を手遅れにさせる原因とする。
現在、半導体業界でインテルがデスクトップやノートPCのCPUでシェアトップを誇るが、アーム社が携帯端末のCPUの多くのシェアを有しており、今後、インテルが業界トップの座を明け渡すのか、注目である。
クリステンセンは、既存の技術を扱う部署とは別個の部署でしか破壊的技術を採用することはできないと主張する。しかしながら、破壊的技術を押す理由は企業の将来の発展性に起因するため、主力事業から「誰がかせいでいると思っているんだ」とすごまれるとトップは躊躇してしまうだろう。
そこで、利益を過度に追い求めるような優れた経営を行うべきではなく、長期的にみて、遊び心をもっていろいろな技術を試していくというような風土や組織文化をトップは醸成すべきである。

ゲシェンクとはドイツ語で「贈り物」の意味ですが、これはこのゲームの内容を皮肉ったもの。このゲームでは、要らない贈り物をとにかく誰かに押し付ける為に、「パス」をし続けます。しかし、パスをするにはチップが必要で、パスし続けるとあっという間にチップがなくなってしまうので、どこかのタイミングでその贈り物を取らなくてはなりません…！

ゲーム中、必ず出てくるのが「自分は欲しいけど他の人はまったく要らないカード」。これが出てきたらチャンスです。みんながパスをするのでカードの上にチップが積もっていきますが、ここで敢えて自分もパス。すると他の人はどんどんチップを吐き出す事を強いられます。しかし、調子にのって「またパス！もう一度パス！」とやっていると、どこかで誰かが「キレ」て、「こんなにチップが積もったんならもう、私が取る！」と、欲しいカードを取られてしまうことも…。

欲張るとろくなことが無い、ということを学べる、面白さお墨付きの定番ゲームです。

HDDやパワーショベル、デパート業界での新規参入と古参の移り変わりの事例を元に、顧客のニーズを超えすぎてしまう高性能製品の行く末と、新たに別の土俵から登ってくるシンプルな製品（と企業）の世代交代についてまとめられています。

2007年の身近な事例を挙げるとすると、Windows VistaとGoogleのサービス、SONYのPLAYSTATION3と任天堂のDS、次世代DVD（両陣営）とネット動画配信事業 あたりが良い例でしょうか。

あと、似たようなパターンの例を繰り返し提示ながら主張を述べるのは、アメリカの論文の基本です。少し冗長に感じられるかもしれませんが、我慢しましょう。

ソニーのサウンドマグ（RMT-V500iP・黒）に使っています。問題なく使用できています。
この手の商品は作りが雑だったり、見栄えが悪かったりしますが、パッケージこそいまひとつですが、商品自体は質感は値段の割には高く、サウンドマグのピアノプラックとマッチして違和感がありません。LEDもリンクされているときは青が控えめに光る程度なので、邪魔になることはありません。
なお、日本語の説明書は添付していません（英文も箱に印刷された文書のみという簡単もの）が、簡単な英語なので、迷うことはほとんどないかと思います。
難点は、状況によってLEDの点滅・色が変わるのですが、なんの説明がないため、最初は意味がわかりませんが使っているうちに、青点滅＝リンク中、赤点滅＝リンク待ち、を意味することがなんとわかってくるので実害はありません。また、オフ機能はないので、電源OFF時でもドック端子に電源供給される機器は使用後外した方がいいかもしれません。