サムスピは昔からファンでした。
トライガンの内藤先生が過去に描いた作品の復刻版がでるときいて購入。
ちなみに元の単行本は絶版になっていますので、この度発売されて大変嬉しく思います。

内容は原作のストーリーとは全く異なります。キャラの性格や容姿は変わりないのですが、一部のキャラの設定が変わっていたりします。
孤児の少年の小綱が覇王丸と出会い、やがて復活した天草四郎の野望に立ち向かうお話です。

このマンガのよさは、主人公覇王丸の描写がかなりいいことです。
内藤さんの覇王丸に対する解釈、また人間味ある彼の思いがひしひしと伝わってきます。
侍道を突き進む彼の姿はまさにこのサムスピの物語そのものといってもいいかもしれません(ちょっと大袈裟か)

確固としたway of lifeを持っているヴッシュ、ウルフウッド両名は最高にカッコいい奴らです。自分にとって「トライガン」は最高に面白いアニメ作品の一つです。待ってて良かった!

舞台となるのは、異界都市 『 ヘルサレムズ・ロット 』
世界の均衡を保つ為、秘密結社ライブラのメンバーは、今日も （ 吸血鬼や、邪神や、怪人と ） 戦うのだ！
トライガン、ガングレイヴの内藤泰弘が描く、超能力バトルアクションっぽい何か。遂に９巻です！
アメコミが好き、バトル漫画が好き、ド級のクリーチャーを求めてやまない貴方に。求めるものが、ここに在る！

…とはいえ、偽らずに書けば、サブタイを見た時の感想は 「 また半魚人の話か！　もういいよ、ヘル○ーイは 」
という最悪なものでした。ですが、実際に読んでみると その中身たるや…スゲェ。
レオ君の表紙とサブタイは、若干ジョーク入ってますから〜。なお、表紙絵のジンクスは、完全に失われた模様。

　　エラ呼吸ブルース 　 … 確かにツェッドの話なのですが、同時に 「 みんな 」 の話でもあります。
　　　　　　　　　　　　　　ライブラの仲間意識って、ぶっちゃけどうなの？
　　　　　　　　　　　　　　兄弟子であり、先輩でもある彼が、その威厳を見せつける ！？

ＢＲＡＴＡＴＡＴ　ＭＯＭ … 個人的には、こっちがウマ過ぎです。
　　　　　　　　　　　　　　ミッションと授業参観がダブルブッキング ！ 戦う母親Ｋ・Ｋの物語。
　　　　　　　　　　　　　　Ｋ・Ｋ回のお約束。これまでのようにギャグ調で進むのですが …
　　　　　　　　　　　　　　読者の背筋を凍らせる超展開は 「 嘘だろ… 」 の一言。

上記の２エピソードが収録されています。レオ君の邪眼にまつわる話は相変わらず進んでいませんが、
これだけ内容が良いと、そんな不満は吹っ飛んでしまいます。なにやら桁外れに面白くなってきました。
頼みますよ、内藤先生ッ ！　また、アニメが結末を先んじたりは…
いや、それはそれで良いかも（笑）

マフィアの抗争が主で,後に化け物との戦いとなっていきます。マフィアの抗争が嫌じゃなければ楽しめます。主人公とビックダディーの親子のような関係に好感がもてます。主人公は格好いい人間です。キャラクターも個性があるのでとても楽しめました。