2006年廉価版以来の購入で、海外版は初めてのプレイになります。
ゲーム内容は2006で満足していましたし、当時は世界中にスターが溢れていて、日本の海外組も数多くいる時代だったので、その後はなかなか新作を購入する気になれませんでした。
でも最近ようやくあの頃のような歴史に残るスター選手が世界に揃いつつあるので、今年は
英語版に初挑戦してみました。
ストリーミングのダウンロードに手こずりつつ、有志による日本語パッチのサイトからダウンロードして翻訳してプレイ開始。
ユーザさんの善意で成り立っているため、完全日本語化は難しいだろうと覚悟していたものの、サッカー用語だし、2006を結構やりこんだからなんとかなるかなと気楽に構えてたんですが、それでも予想以上に言葉の壁がきつかったです。
なにしろ、記者会見での発言と試合中のチームトークで結果が大きく変わってしまうため、ところどころ出てくる英文が理解できないと致命的な失態をやらかします。
選手や理事会との会話でも
英語力が必要になってきます。
初プレイの時は、シーズン前のチームトークでしくじったらしく、ゲームも手探りでチームを改革しなかったため、負けはしないけど全然勝てない状態に陥り、わずか四ヶ月で監督解任になりました。
プレミ
アリーグのニューキャッスル(
英語の発音はニューカッスルじゃない気がする)で、マンUに勝って、マンC,チェルシーに負けて、アーセナルに引き分け、最後にリバプールに負けての12位で解任ってひどくない? とか思うのですが、解任直前に理事会と話をしていて、選択肢間違えて理事会批判でもしていたのかも知れません。
その後、面接を何度受けてもことごとく受からなかったので、やっぱり言葉の壁って予想以上にきついなと思いました。
発言を撤回しようとして「I'm sorry~」を選んでも、「すまないが、わかってくれ」と実はごり押しする選択肢だったりすることもあるので、一部の単語だけを見て決めないで、ちゃんと最後まで英文を読んで、自分の発言も精査して返事をする必要があるようです。
サクサク進めたいからといって、自分が何を質問されているのか、何をしゃべっているのかわからないまま適当にどんどん進めてしまうのは、実はかなり危険なプレイだったりします。
とまあ、私のように学生時代の
英語力がとっくに抜けてる人は最初すごくきっついのですが、ある程度やりこむと後は同じ選択肢ばかりなので、ひととおり
解読して乗り越えれば、その後は素晴らしいマネージャーライフが待ってます。
試合中のグラフィックは最近のスマホゲームに比べると見劣りますが、動きがそこそこリアルなので楽しめます。
ただし、試合の閲覧は「キーのみ」にしておかないと、ストレスが溜まりすぎてかなりきっついようです。
サッカーのイライラするシーンを集めに集めたんじゃないかっていうくらい、決定機をはずしたり凡ミスしたり……プレミ
アリーグの一流選手が中学生の授業かと突っ込みたくなるようなボールコントロールや判断をするもんだから、これをどう直していけばいいのかわからなくなったり。
まあ、そういうので悩むのも楽しい経験なんですけど……。
監督就任直後のやりたいサッカーの3割もできない状況で結果を残さなきゃいけない苦労やら、勝てる試合を失言で落とすストレス、ライバルに大敗して順位が下がった時のチーム内外からのプレッシャー、不満ばかり言ってくるキープレイヤーと若手選手、とにかく扱いにくい新加入選手、あまりあてにならないコーチのアドバイスなどなど、監督業は殆どストレスとの戦いです。
でも自分を信じてそれを乗り越えてゆくのが楽しいから、サッカー監督をやりたいと思う人はいなくならない。結果このゲームがロングセラーで続いているんだと思います。
余談ですが、時代は4−1−4−1だろうと思いながらも、意外なことに日本代表トルシエジーコ監督時代のトップ下を置く3−5−2がいまだに通用したりするのにはびっくりしました。ダブルボ
ランチとか既に死語だと思ってただけに、驚きですw
うまくて速くてでかい選手ばかり集めるのではなく、フィジカルに頼らないサッカーで勝つ方法もこのゲームで研究してみたいと思います。