映画の影響で初めて筆者の本を、『半落ち』を読みました。
それで芋づる式にこの本を読みました。
とにかく、途中で止めることが出来ませんでした。一気に読みました。
女の身からは到底計り知れない男の心の機微がとても分かりやすく書かれ、新鮮な思いでした。感動しました。
また、働き盛りを夫に持つ身としては身につまされもしました。^^ゞ

一気に読ませる力を持った本である。カスダマトが生きていて、上手く指導していれば。。。と誰でも思うだろう。カスダマト死後のタイソンは糸が切れた凧である。今も多分そういう状態だと思う。チャンプを取り巻く欲、金、女。。全てを得て、全てを失う。失っていて、懲役に入っていたのも周知の事実だろうから、結末も予測はついていた。ただ、多分、タイソン本人も解っているだろうが、絶対に｢更正｣しない、出来ないだろうと思う。それだけ、｢薬｣の力は強いのである。チャンプよりも強いのが｢薬｣である。ああ、でも夢想してしまう。カスタマトが後、5年でも長生きしてくれればと。。。何れにせよ、一人の偉大なチャンプになりかけた若者が｢偉大｣になれずに終わった悲劇を読むことが出来る。タイソンが読書家であったのは意外であった。

カス・ダマトと出会ってからチャンピオンになるまでの章は
面白く読みました。それ以降はダラダラつまらない話が
続いて読む価値があまりないような気がしました。

アオイホノオの真相第二弾と銘打ってますが、アオイホノオは二の次でメインはヤマト2199の話題。
北海道の島本先生の仕事場風景を見ることが出来るので島本ファンは必見。
トンコさん捜索の続報も無いので、アオイホノオ関連で期待すると拍子抜けする。
これといって第一弾からの繋がりは無い。

値段に相応する内容とﾗﾌｲﾗｽﾄが掲載されていて、「逆裁ｽｷーさんなら黙って買うべき!」と言ってもいいくらい読み応えは充分です。攻略も大事なところは伏せてうまく補助してくれているので、未ｸﾘｱの方も安心して購入できると思います。ｾﾞﾋｗ