怪談シリーズ第1巻 四谷怪談/牡丹燈籠 [DVD]
うーん、やっぱり映画はもちろんテレビドラマでも、怪談は中川信夫でないとだめだなぁ、と改めて思った。
どんなに凝った怖いメークをしても、情念というか人間の感情の奥底にあるドロドロが表現されていないと、全く怖くない。唯の作り物に見えてしまう。
同じ天知茂主演なのに、新東宝の「東海道四谷怪談」との違い。テレビの画面の小ささという問題ではない。このテレビの天知はただ型通り演じているようにしか見えない。同じ俳優が出ていても演出家でこうも作品が違ってくるのか、と思う。
怪談好きなら見所を探して楽しめるだろうが、記憶に残るような作品ではない。はっきり言います。怖くない。
どんなに凝った怖いメークをしても、情念というか人間の感情の奥底にあるドロドロが表現されていないと、全く怖くない。唯の作り物に見えてしまう。
同じ天知茂主演なのに、新東宝の「東海道四谷怪談」との違い。テレビの画面の小ささという問題ではない。このテレビの天知はただ型通り演じているようにしか見えない。同じ俳優が出ていても演出家でこうも作品が違ってくるのか、と思う。
怪談好きなら見所を探して楽しめるだろうが、記憶に残るような作品ではない。はっきり言います。怖くない。
ネオロマンス・ステージ 遙かなる時空の中で舞一夜 ステージ・ミュージック集
トラック1の『虹』は役者さん扮する八葉たちの歌ですが、季史さんとあかねちゃんの恋を歌いながらも、あかねちゃんの背中を押している素敵な歌です。季史さんとあかねちゃんの『驟雨(あめ)の迷い子』も、すごく切なくて良いです。舞台音楽も素晴らしく、私は実際に観に行きましたが、観劇されていない御方でも楽しめる音楽集だと思います。5月中旬に舞台DVDが発売されるようなので、それと合わせて購入してもいいかも。
戦律のストラタス 公式コンプリートガイド (ファミ通の攻略本)
装備品の入手条件・好感度アップの選択肢やタイミング等、自分が欲しかった情報は入っていたのでよかったと思ってます。 開発者インタビューが後半にありましたが、個人的には設定資料集みたいなものの方がよかったです(ソフトの初回生産についてるような)。 あともう少し値段が安ければと思ったので☆3つにしました。
鉄のあけぼの 下 (日経文芸文庫)
上下2巻の大作ですが、一気に読ませます。
西山社長という名経営者を浮き彫りにするために、普通の従業員の方(それでも皆さんとっくに引退されているでしょう)も含めて、恐らく数百人レベルで取材を重ねられたのではないでしょうか? その成果もあって、実に多くのエピソードが盛り込まれ、時代の空気が活き活きと伝わってきます。
千葉製鉄所の第一ホット操業開始の時の吉田部長の逸話など思わずホロリとさせられます。 そして、こういう熱い人たちが戦後の日本の復興を担ってきたのだなぁ、と深い感謝の念が湧いてきます。
日頃、惰性で仕事をしている自分が恥ずかしくなりますが、それにしても、一体どうすれば、あんなに仕事に打ち込めるのでしょう?
西山社長という名経営者を浮き彫りにするために、普通の従業員の方(それでも皆さんとっくに引退されているでしょう)も含めて、恐らく数百人レベルで取材を重ねられたのではないでしょうか? その成果もあって、実に多くのエピソードが盛り込まれ、時代の空気が活き活きと伝わってきます。
千葉製鉄所の第一ホット操業開始の時の吉田部長の逸話など思わずホロリとさせられます。 そして、こういう熱い人たちが戦後の日本の復興を担ってきたのだなぁ、と深い感謝の念が湧いてきます。
日頃、惰性で仕事をしている自分が恥ずかしくなりますが、それにしても、一体どうすれば、あんなに仕事に打ち込めるのでしょう?
POSSE vol.20: 安倍政権はブラック企業を止められるか?
労働関係の雑誌ですが党派的にならず、自民党の政策であってもいいものはいいと評価している点が従来の労働組合至上主義の類書と大きく違うところです。
本号では安倍政権の参議院選後の労働問題対策特集号。自民党の離職率に着目した対策や、ブラック企業の「若者の切り捨て」体質の危惧に踏み込んだ点などを積極的に評価しています。ブラック企業の蔓延が日本の将来の破壊に繋がることに言及している点が非常に読み応えがあります。
一方産業競争力会議をはじめとして安倍政権の政策を担うメンバーにはジョブ型正社員や限定正社員を単に「クビを切りやすい正社員」と捉えている人も多く含まれていることにも言及しています。「クビを切りやすい正社員」を新たに作っても経済的には短期にも長期にも寄与するところはありません。今後も注視が必要です。
特集以外の記事では生活保護の記事が印象に残りました。生活保護費の削減が労働者の貧困にもつながるという理論は目からウロコでした。あとはPOSSEの歴史とワタミのアルバイトの実態調査が興味深かったです。
本号では安倍政権の参議院選後の労働問題対策特集号。自民党の離職率に着目した対策や、ブラック企業の「若者の切り捨て」体質の危惧に踏み込んだ点などを積極的に評価しています。ブラック企業の蔓延が日本の将来の破壊に繋がることに言及している点が非常に読み応えがあります。
一方産業競争力会議をはじめとして安倍政権の政策を担うメンバーにはジョブ型正社員や限定正社員を単に「クビを切りやすい正社員」と捉えている人も多く含まれていることにも言及しています。「クビを切りやすい正社員」を新たに作っても経済的には短期にも長期にも寄与するところはありません。今後も注視が必要です。
特集以外の記事では生活保護の記事が印象に残りました。生活保護費の削減が労働者の貧困にもつながるという理論は目からウロコでした。あとはPOSSEの歴史とワタミのアルバイトの実態調査が興味深かったです。