「グッバイ、レーニン!」オリジナル・サウンドトラック(CCCD)
日本販売版にはCCCDの表記があり、こっち(輸入盤?)には書いてなかったのと安かったので、こちらを購入しましたが、ジャケットにもディスクにもCDDAの表記がないことから、これもCCCDのようです。
在庫があるからでしょうけど、通常のCDDAでは発売する気が無いんでしょうか?
音楽的には素晴らしいです。
在庫があるからでしょうけど、通常のCDDAでは発売する気が無いんでしょうか?
音楽的には素晴らしいです。
グッバイ、レーニン! [DVD]
ベルリンの壁崩壊直前に倒れた社会主義を信奉する母。彼女が意識を失っている間に東ドイツはすっかり姿を変えてしまう。目覚めた母がショックを受けないように息子はニュース番組までつくって嘘をつき続けるが。。。
ドイツ統一から約10年後にできた映画が最近になってDVDに。
白井聡の「未完のレーニン」に取り上げらているこの作品。確かにこれはすごい映画だ。
最初は嘘をついてる姿に笑うだけなのだが、母と会うことがドイツ統一についていけない人たちの拠り所になっていくあたりから不思議な感覚に陥っていく。
この映画、どこに落としていくんだろう?と思って見てたらこうきたか。母の秘密が告白されてからは泣きながら色々なことを考えさせられた。
イデオロギーというのは嘘を信じ抜くことなのかもしれない。それは人間の弱さでもあり強さでもあると思う。でも最後は理想を信じて生きていくしかないんだろうなぁ。理想の社会を語ってしまう形となる嘘のニュース映像のラストはグッと来るものがあった。
何年経っても色褪せることない名作。
ドイツ統一から約10年後にできた映画が最近になってDVDに。
白井聡の「未完のレーニン」に取り上げらているこの作品。確かにこれはすごい映画だ。
最初は嘘をついてる姿に笑うだけなのだが、母と会うことがドイツ統一についていけない人たちの拠り所になっていくあたりから不思議な感覚に陥っていく。
この映画、どこに落としていくんだろう?と思って見てたらこうきたか。母の秘密が告白されてからは泣きながら色々なことを考えさせられた。
イデオロギーというのは嘘を信じ抜くことなのかもしれない。それは人間の弱さでもあり強さでもあると思う。でも最後は理想を信じて生きていくしかないんだろうなぁ。理想の社会を語ってしまう形となる嘘のニュース映像のラストはグッと来るものがあった。
何年経っても色褪せることない名作。
帝国主義論 (光文社古典新訳文庫)
資本主義とは?
私は経済はあまり詳しくはなく、
新聞で読んだり本で読んだりする程度しか知らないのですが・・・
近代の資本主義は、独占の社会。
強いものが、より勢力を拡げる。その理屈が、わかる一冊です。
カルテルとかトラストとか、そんなものは、もはや無いのですが、
今も、各業界でその理屈は残っていると、私は感じるわけで。
産業でも金融でも、統合なんかを繰り返し、
どんどん肥大な組織が出来上がってきているわけで。
つまり、レーニンの描いていた資本主義社会は、
この本が世に出て100年弱経った現在も、続いている部分があるわけで。
ソ連は崩壊したが、ロシア革命前の社会と現代は、なんとなく似ている。
そんな現代、資本主義を考えるのに、読んでおくべき一冊な気がします。
金融・産業や植民地の話など、データも頻出されており、
それらから考察されているので、なるほど、そうかも。
そんな風に感じる内容がたくさんあります。
だから、これからの社会はどうすればいい、というのは、
本を読んだからと言ってすぐに答えが出るわけではないけれど、
過去からの歴史や考え方を知っておくのは、やはり有用と感じます。
あと、もう一点。この本の見どころは、
カウツキーを徹底的に批判しているところ。
なぜ、ここまで批判するのかの理由は本書の解説に書かれていますが、
「屑、卑劣漢、おしゃべり屋、人でなし、間抜け」、などなど、
そこまで言うか、そんな部分もあったりします。
とはいえ、ロシア革命を成功させる、革命を実行するほどの、
そんな人には、やはりそれだけの自分の主張が大切なんでしょうね。
私は経済はあまり詳しくはなく、
新聞で読んだり本で読んだりする程度しか知らないのですが・・・
近代の資本主義は、独占の社会。
強いものが、より勢力を拡げる。その理屈が、わかる一冊です。
カルテルとかトラストとか、そんなものは、もはや無いのですが、
今も、各業界でその理屈は残っていると、私は感じるわけで。
産業でも金融でも、統合なんかを繰り返し、
どんどん肥大な組織が出来上がってきているわけで。
つまり、レーニンの描いていた資本主義社会は、
この本が世に出て100年弱経った現在も、続いている部分があるわけで。
ソ連は崩壊したが、ロシア革命前の社会と現代は、なんとなく似ている。
そんな現代、資本主義を考えるのに、読んでおくべき一冊な気がします。
金融・産業や植民地の話など、データも頻出されており、
それらから考察されているので、なるほど、そうかも。
そんな風に感じる内容がたくさんあります。
だから、これからの社会はどうすればいい、というのは、
本を読んだからと言ってすぐに答えが出るわけではないけれど、
過去からの歴史や考え方を知っておくのは、やはり有用と感じます。
あと、もう一点。この本の見どころは、
カウツキーを徹底的に批判しているところ。
なぜ、ここまで批判するのかの理由は本書の解説に書かれていますが、
「屑、卑劣漢、おしゃべり屋、人でなし、間抜け」、などなど、
そこまで言うか、そんな部分もあったりします。
とはいえ、ロシア革命を成功させる、革命を実行するほどの、
そんな人には、やはりそれだけの自分の主張が大切なんでしょうね。