和印―北原照久秘蔵のコレクション
最初はまったく「和印」とは、なんのことか分かりませんでしたが、本書を購読してみて、よーく分かりました。
日本人の本来もっている洒落っ気と淫靡な部分が、ユーモアという要素を入れて生まれた、みごとなケミストリーが「和印」なのですね。
作品群のクオリティはもちろん、文化的資料としての側面でも感心。ブリキのおもちゃコレクターとして名高い北原照久さんのコレクションならでは。
しかし、北原さんもこういう「大人のおもちゃ」も集めているんですね。コレクター魂の幅広さと奥の深さにも感銘。
日本人の本来もっている洒落っ気と淫靡な部分が、ユーモアという要素を入れて生まれた、みごとなケミストリーが「和印」なのですね。
作品群のクオリティはもちろん、文化的資料としての側面でも感心。ブリキのおもちゃコレクターとして名高い北原照久さんのコレクションならでは。
しかし、北原さんもこういう「大人のおもちゃ」も集めているんですね。コレクター魂の幅広さと奥の深さにも感銘。
桐島君、何だって君は選挙なんかに出ようと思ったんだい?
2013年の参議院選挙のときに、有楽町で桐島ローランド氏をみた。浴衣を着ていた。微笑みながら、黙っていた。しゃべっているのはスタッフの人だった。私は、この人は本気で政治の世界で仕事をするつもりなのだろうか、と疑問に感じた。この人が国政において、何かを成し遂げるような意思が希薄に思えた。本書を読んでみても、これから再び政治の世界を目指すのか、目指さないのか不明だ。
本書は選挙で桐島氏に投票した32万人の人々への恩返しのひとつだそうだ。
確かに本のタイトルは「〜選挙なんかに出ようと思ったんだい?」なので、その答えは書いてある。桐島氏がなぜ参議院選挙に出馬しようと思ったのかを知りたくて本書を読むのであれば、評価は星5つに値するだろう。私は、ローランドさんがこれから政治の世界で何を目指すのかを知りたかったので、期待はずれであった。
本書は選挙で桐島氏に投票した32万人の人々への恩返しのひとつだそうだ。
確かに本のタイトルは「〜選挙なんかに出ようと思ったんだい?」なので、その答えは書いてある。桐島氏がなぜ参議院選挙に出馬しようと思ったのかを知りたくて本書を読むのであれば、評価は星5つに値するだろう。私は、ローランドさんがこれから政治の世界で何を目指すのかを知りたかったので、期待はずれであった。