写仏 飛天百態
仏画描いているので、仏様の大きいサイズを四枚ほど描きましたが、天女にあこがれており、いつの日にか、大きな天女を描きたいと思っています。安達原先生は、仏様のような女性ですから、私も、そのような優しい慈愛に満ちた女性の相になりたいものと思っています。
陰陽師―飛天ノ巻 (文春文庫)
シリーズ第二巻です。全部で7編の短編が収められています。時期は、シリーズ第一巻より一年ほど経過しているようで、962年から963年が舞台でしょうか。第7編には博雅の経歴が詳しく出ています。記憶に残るのは人間の闇を見つめて問題の解決の不能を示唆する「陀羅尼仙」と「鬼小町」でしょうか。前者は、仏教、道教と聖への離脱を求めながらも、最終的には一瞬の俗に救われることになる法師の話です。後者の「鬼小町」は能の「通小町」の翻案でしょうが、業の結末には救いはないようです。「露と答えて」はユーモラスな結末となっています。
飛天
鼓ひとつでここまで、と感心することしきりなのですが・・・ライブでの演奏を聴いたことがあるので、やはり物足りなさがあります。ヘッドフォンではなく、きちんとした・・・それもできるだけ音質や音場に気を配ったオーディオ設備で聴かないと「こんなものか」で終わってしまいそうです。それではあまりにも勿体無い。