わりとフリークだという自覚はあったんですが，それでも2曲ほど「もっていない」ものを発見。ということで購入しました。

最近、テレビのお笑い番組が面白くないと思っている方にお勧め！
腹抱えて笑った！昔のテレビ番組のお笑いってこんなテンションだったよなーって感じ！

カッコイい。とにかくカッコイい。白ブリーフ履いて笑いをとる。憧れる。男としてリスペクト。白ブリーフに蛙入れたり、白ブリーフに電流を流したり、カッコイい。俺も普段から白ブリーフ履いているけど、周りはボクサーパンツばかり。白ブリーフで銭湯に行くと笑われる。やっぱり白ブリーフは面白いんだろうな。友達からは白ブリーフ履いてるとバカにされる。でも俺は初回版の暴走ブリーフが嬉しかった。またたけし軍団DVD出してくれないかな…
ダイオウイカ夫(旧芸名ルビー浅丘モレロ)のリアクションが1番最高。俺もやってみたい。ケツにタバスコ塗ったり、股間にわさび塗ったりは歩けど、ルビー浅丘モレロみたいな事したいな
やっぱり白ブリーフのリアクション芸人は面白いし憧れる

総集編としては〇
コレクション性は×
リアルタイムで見てた頃が懐かしい。

ガナルカナル・タカの視点から描いた、
ビートたけしとその軍団の若かりし日々の記録。

言い換えれば、お笑いという枠を超えて、
ビートたけしから多大な影響を受けている人々の物語だ。
師匠というより、神に近いのかもしれない。

今の地上波では放送出来ない
危険度１００％のリアクション芸をやってのけたのも、
師匠の「くだらない（笑）」の一言を聞きたいがため。

お笑いウルトラクイズで、ダンカンが
高層ビルからバンジーで真っ逆さまに落ちる回がある。
その時の心情を回顧しているのが、
恐怖と同時に師匠に認めてもらいという気持ちが
秀逸のボケを生む。

「地球上で最も大きい両生類は？」

「カ、カルーセル麻紀！」

当時テレビ観ててでも腹を抱えて笑ったが、
文章でも笑ってしまったよ。

ビートたけしに人生観が変わった人は軍団だけはない。
本書には、ファンだった女子高生がたけしさんの一言で女医になり、
なんと今はたけしさんの主治医になっているという。
それほど、
カリスマという言葉では言い足りない何かを
この人は持っている。

他の軍団との対談も挟まっていて飽きずに読める。
ただ軍団も歳をとった。
俺たちの番組が今のバラエティの礎をつくった的な
話があり、そこはちょっと残念。
これからも、若手を入れて
「死ぬ」ほど面白いテレビをつくってほしい。

個人的には、井出らっきょ先生に
いつまでも全裸で全力疾走していただきたい。