企画はおもしろいと思います。曲も聴いてみたいですね。

榎本加奈子の今までのキャラとまったく違う、切なさを感じる。
最近のアーティストにはみられない、心の奥から吸い込まれそうな透明感、一度聴いた瞬間、虜になりました。

ユースケさんが好きで観始めたドラマでしたが、当時ドラマ自体にもどっぷりはまってしまいました。とても素晴らしいドラマで、また音楽もそれに負けずよかったです。オリジナル・サウンドカットされ改めて聞いても、音楽単体でも楽しめました。多少、後半の方は同じ曲のバージョンアレンジになるので、観ていない方は飽きるかもしれませんが・・・。私はシーンが思い出されて涙が出ます。

　90年代後半の美少女業界の猛烈な好況を現出させた立て役者の一人である榎本加奈子。その彼女の最も脂の乗り切った時期である97年の秋に刊行されたのが本書です。月刊アイドル誌「BOMB」が毎月一人のタレントにスポットを当てる巻頭特集を初登場の95年11月号から3回分集約し、彼女の魅力に迫っています。生まれて間もない頃からの成長記録をつぶさに取り上げているのが巻頭特集の最大の見所ですから、幼少期の貴重なプライベートショットやエピソードも満載です。普通の写真集とは違う、タイトルどおりまるごと彼女を感じられる一冊に仕上がっています。往時の情勢を顧みるに、「優等生の広末涼子」に対して「やんちゃな榎本加奈子」という同い年どうしのいわばライバル関係が時代を先導した感があります。そんな彼女の見たままの部分、意外な部分と両方含めて、やはり並外れた力のある人だったことを、誌面を通じて伝わってくる当時のパワーから改めて実感させられます。

こんなにも自然で空気感が伝わってくる映画を、他には知りません。
話の全体の流れもすばらしいですが、とにかくひとつひとつのシーンが、印象的で美しく愛嬌たっぷりで、とてもすばらしい！と私は思います。
例えば、スズが、料理本を読むシーン。
スズとヨーコが一緒に鏡の前でワンピースを選ぶシーン。
だらしなく落花生を食べるヨーコ。
ムーちゃん（猫）にごはんをあげる時のスズ。。。たくさんあります。
そして、猫の動線！　画面のはしのほうをすぅーっと抜けていく、、。
これは猫好きならではの、猫好きのための映像美です。