パラレルキャリアという言葉は知っていても実際に行動に移している人は少数だと思っていたので、本著を読んで強い衝撃を受けました。

本著は「二枚目の名刺」の活動をすでに始めている人が多く登場します。それだけでなく、「二枚目の名刺」の活動のメリットやデメリット、その活動を成功させるたくさんのヒントやこれからの時代を生き抜くための働き方がわかりやすく紹介されています。

読み終わるまで印象的だったのが、著者からの力強いメッセージでした。

現状を悲観する必要は全くないと、私は考えています。なぜなら、自ら揺るぎない幸せを定義し、それを実現できるチャンスがやってきているからです。（本文より抜粋）

今いる場所を起点にして、そこから半歩でもいいから実践してみることが、自分に肯定的なサインを出すための本質的な解決策なのだと思います。その前進するための手段として、２枚目の名刺を持つことは、今の時代にフィットしたものであると私は考えています。（本文より抜粋）

今の時代に合った生き方や働き方について自分なりの答えをだしていきたいと思います。

なんか、あっけないですよね。（笑）

こんな、シンプルなことに気づかず、右往左往していたなんて。

単純に、「二枚目の名刺を持つ」ということだけで、
広がっていく世界があり、それに、可能性や、モチベーションを持てる、
そんな本です。

でも、実践者ならではの、具体的な、事実に立脚した文章は、
所謂、テクニカルなビジネス書ではない、パラレルキャリアなるものを、
充分に、想像させる内容でした。

私も、この本を読んで、知人に紹介しながら、
自身でも、活動をしている最中です。

まだ、道半ばどころか、発端でしかありませんが、
そんな始まりを作ってくれた本書に感謝の想いです。

あとは、どこまで、具現化できるかですね。
行動あるのみです。