公開当時「緻密な設定のガチでマジメなSF」を期待して観に行って、期待よりずっと多くのものを渡してくれた映画です。

前半、物語が動き出すまでは主人公の生い立ちと感情を描写。
宇宙科学に対してとてもフラットな、SF映画としてはむしろ宇宙に冷遇すぎる世界感を丁寧に表現しています。
宇宙からの信号を受け取って物語が一気に動く。
登場人物それぞれの考え方、意志のぶつかり合い、挫折、トリックスターの登場、研究の飛躍、そしてまた挫折…
脚本の流れが見事だと思います。地味な展開なのに退屈させない。

色々な見方もできる映画だと思います。

正しさを証明しきれなかった科学の話
資産家の余生をかけたファンタジックな道楽
堅物博士が最後にスピリチュアルに目覚めた話…

そのどんな見方も否定しない懐の広さ。
そういうの諸々引っくるめて、SF的な視点から「あなたは孤独じゃない」と呼びかけてくれた映画です。
なんという人間賛歌。宇宙の視点から人の心を慈しむ。これこそがSFだと思いました。

長い映画ですが、見てるこちらの気持ちが、映画の中の主人公とどんどん重なってゆく感じがしました。
主人公と同じように、あのクライマックスを、見て、感じて、衝撃を受け、だから同じ詰問を受ける事になる…

きっと、この映画を好きな人は、あのシーンでみんな思ったと思います。
「でも、私は見たんだ。その体験は否定できない。」と。

エリーのように、幼くして肉親を失ったという設定は、見る側が彼女の気持ちにシンクロしやすくなる小さなフック。
そんなに大げさじゃなくても、これまでの人生で、ちょっとした孤独感と丁寧に付き合ってきた大人には
より多く感じるところがある映画だと思います。

実直で、とても優しい映画として、SFの好き嫌いに関わらず、好きな人に薦めたい作品です。

車の中用に購入しました。色も良かったです。値段も手頃でしたね。

毎日、５~１０回するだけで、腰の痛みが取れ腹筋が鍛えられ通勤で８Ｋ歩くも、苦になりません　７５歳ですたこら歩くので皆さんびっくりしています。

SF小説としての面白さもさることながら、天文学者の方が書いた小説だけあって、
登場人物同士の知的な会話、白熱した議論、科学的な話題の豊富さに引きこまれました。
早く先を読みたい！と逸る気持ちをおさえながら、同時に、今このページ書いてある情報をすべて
吸収したいと思わせるような、「小説の登場人物から学べるような本」は自分にとって久しぶりでした。
カール・セーガン氏は生前、科学的思考法の重要性、地球外生命体の存在を主張し、また、広く社会的な
活動にも参加していたときいていますが、作中ののエリーはまさに作者の主張を体現したような存在だと
思います。読んで損はない本でしょう。自信をもっておすすめできる一冊です。

1時間ほど歩くのにスニーカーじゃなく少しおしゃれな物をと考えていました。くちこみなどを参考にしてこちらを見つけました。
高さもちょうどよく、足にしなやかに添って履き心地は快適です。1時間を足元を気にせず楽々歩けました。ただ、わたしの場合
右足が左足より小さいので今回２３ｃｍを購入したのですが、歩いているうちにかかとが脱げてしまいました。中敷を使えば
問題は解決できるでしょう。期待どおりでよかったです。カラーはスチールでしたがこちらもよかったです。