ＴＶシリーズを鑑賞したあとに,１３を続けて観ました。ストーリーに若干の矛盾が出てしまっているのが残念。でも，もっと残念なのは，スコットの性格変更というか，やりすぎ感。そのあたりは観てからのお楽しみ。？　せっかく廉価ＢＯＸを出すんだから，この機会に「集まった１３人」「消えた１２人」「ケイトの記憶」も収録してくれれば良かったのになぁ。

多くの方が指摘しているように、この本の作例は、直接役に立つものではありません。
理由はバイファムはですら、売れ残ったキットを見つけるのは至難であり、タカラ製ダグラムのプラモに至っては近年恐ろしいほどのプレミア価格で取引されているからです。
よって、この点における指摘については、私も同様の感想を持ちます。

ただし、フルスクラッチを目論む方にとっては、昔あれほどあったアニメの設定資料を記載した本自体が、古本であっても入手しずらくなっている点を考慮すれば、新書で手に入る過不足無い設定資料（コンバットアーマー、ラウンドバーニアン以外については全く無し）として、現在入手し易い本商品が、もう少し評価されても良いのではないかと思います。

また作例としては、役に立ってくれない完成したプラモデル達も立体チェックという点では意味を持ちます。（設定資料の2次元を、メーカーがどのようにして立体に置き換えたかという意味です。）
いずれにしても手に入らない（入り難い）キットを本の題材としている点で、個人的にはスクラッチする為の参考資料として活用するのが、この本の持つ性格にあっている気がしてなりません。

また昔のキットなので、今見ればスタイルの悪さ（タカラ製ダグラムのキットはプレミアが付くだけあって、カチっとしたフォルムを持っていますが）は、キットを買って改造するより、何もない方が制約のない分、苦労も伴いますが昔に比べればスクラッチする環境は整っており、作れない事もないと思われます。

しかし、そのような事が出来ない方でも、余談になりますがダグラムについては童友社からコレクションモデルがセット販売されていますし、1/72については新キットが発売されている環境を考えると、ダグラムの方が手を出しやすいと言えるかもしれません。（2014年現在）

バンダイ製のキットであるバイファムは生産中止になった訳ではなく、機を見ていずれ又再販される可能性が無い事もありません。（よってバンダイ製のキットでプレミアを持つモノは、極めて少ないです。）
再販を気長に待つか、通販やオークションで手頃な値段で出品される場合もありますので、それらを利用する方法も無い訳ではありません。

戦闘はハッキリいってかなりダルイ
んですが、必殺技の時に流れるポリゴンムービーが堪りませんね^^
思わず、「おおおおー！！！！」と絶賛の嵐でした(笑)
しかも、ちょっとしたイベントがあり、そのイベント時期に
うまいこと出会えれば、特別映像をゲットでき、後から見れる
ようになるんです。「おお~~！！」とここでも馬鹿っぽく絶賛．．．．。
声優サン達も変わりなく登場
しているので、ファンにはとても堪らない作品だと思います。
始めのスタンダード(？)クリア後、英雄譚を選択できるように
なるので、クリア後かならずセーブを忘れずに。
登場キャラ180人以上は嬉しいです！30万ポリゴン
がうなります！メカファンでもキャラファンでも楽しめる一本です。

このシリーズでたぶんベスト１ではないかと思います。
とにかくカッコイイ写真が沢山入っていますし
解釈やイラストも新鮮ですし、各機種のカメラの形状違いや
ネオファムのトゲなどの単なるデザイン上の違いに過ぎないものに
対する真面目な理由付けも感心しました。
バイファムを知らなくてもメカ好きにはおすすめします。

「良作だった。」ではなく「良作だ。」
が３０年近くを経て観直した私の感想です。
幼少期に見た作品には多かれ少なかれ思い入れがあり、
時に「思い出補正」として作品を美化する事があります。
この作品にはそれがありませんでした。
むしろ「ここまで良い作品だったか！？」と予想を裏切る内容でした。
特にジェイナスでの航行中のストーリーにはいわゆる「捨て回」的なつまらない話は一話も無く
戦闘シーンが少ない（その代わり戦闘シーンの作画はやたら良く出来ている）にもかかわらず
子供たちの心理描写がしっかりしているため、のめり込んで一気に見てしまいました。
「ロボットなんてスポンサーのための飾りなんです。偉い人にはそれがわからんのですよ。」
と思わず言いたくなるほど。　
それにしてもこの値段でＤＶＤＢＯＸが手に入るなんていい時代になったなぁ。