ふしぎな島のフローネ(1) [DVD]
このDVDの発売をずっと待っていたような気がします。それは
単に懐かしいからではなく、必要だと感じていたからだと思い
ます。特に『フローネ』を必要としているのは、今の子供たち
です。
今の子供番組(幼児番組は知りません)は、純粋な子供番組と
は言い難いです。子供番組の体裁でも、大人も興味を持つように
作られており、内容、言葉使いなどの面で、首をかしげてしまう
ものが少なくありません。脚本家の品性に疑問を感じます。
ひるがえって、『フローネ』のころの子供番組は、純粋に子供
のためにと、大人が真剣に考えて作っていたと、今のわたしは思
います。はなしのすじも、言葉も良く考えてありますし、絵も丁
寧できれいです。
(しっかりとしたスポンサーがついち?いたからでしょうね)
とにかく健全です。『フローネ』を久しぶりに見て、わたしは
いい時代の子供だったなあ、としみじみ思います。
原作の物語も名作なのですが、このアニメーション自体も名作
であると思います。
単に懐かしいからではなく、必要だと感じていたからだと思い
ます。特に『フローネ』を必要としているのは、今の子供たち
です。
今の子供番組(幼児番組は知りません)は、純粋な子供番組と
は言い難いです。子供番組の体裁でも、大人も興味を持つように
作られており、内容、言葉使いなどの面で、首をかしげてしまう
ものが少なくありません。脚本家の品性に疑問を感じます。
ひるがえって、『フローネ』のころの子供番組は、純粋に子供
のためにと、大人が真剣に考えて作っていたと、今のわたしは思
います。はなしのすじも、言葉も良く考えてありますし、絵も丁
寧できれいです。
(しっかりとしたスポンサーがついち?いたからでしょうね)
とにかく健全です。『フローネ』を久しぶりに見て、わたしは
いい時代の子供だったなあ、としみじみ思います。
原作の物語も名作なのですが、このアニメーション自体も名作
であると思います。
ふしぎな島のフローネ(3) [DVD]
家族のあるべき姿がこの作品から見えてくると思います。
家族という社会の最小単位の組織が成立している人にとっては理想の家庭を簡単に描けるだろうが、そうでない人にとっては簡単なことではない。
父親の役割、母親の役割、兄・姉の役割が何であるのかが分からなくなってしまっている人は決して少なくないと思う。
家族が機能不全に陥ってるケースは決して少なくない。発達障害や何かしらの精神疾患を抱えた親が、モラル破壊的に悲劇を起こす場合もある。親が迷走すれば子も当然路頭に迷うことになる。
この作品は、子ども向けに作られているが、実は大人が見るべき作品だと思う。
子どもは、生きていることの素晴らしさ等を感じることができるだろうが、大人はそれ以上に、生きることの意味が学べるように思う。
本当に素晴らしい作品だと思う。
家族という社会の最小単位の組織が成立している人にとっては理想の家庭を簡単に描けるだろうが、そうでない人にとっては簡単なことではない。
父親の役割、母親の役割、兄・姉の役割が何であるのかが分からなくなってしまっている人は決して少なくないと思う。
家族が機能不全に陥ってるケースは決して少なくない。発達障害や何かしらの精神疾患を抱えた親が、モラル破壊的に悲劇を起こす場合もある。親が迷走すれば子も当然路頭に迷うことになる。
この作品は、子ども向けに作られているが、実は大人が見るべき作品だと思う。
子どもは、生きていることの素晴らしさ等を感じることができるだろうが、大人はそれ以上に、生きることの意味が学べるように思う。
本当に素晴らしい作品だと思う。
avex mode selection ユーロ世界名作劇場
わりと「安心感」のもとで、聴けるのがよかったです。
現在は、Re-mixを行わなくなってしまった人や、
また手法が変わってしまったけど、
以前のmixの手法の方が好きだったって感じの、
職人さんの手仕事が、
この1枚に収録されています。
しかし、もう少し曲数を増やしても、
バチはあたらないと思う。
また、放映時間帯は一緒だったけど、
日本アニメーションが関係していない、
ハイジやロッキーチャックも、
ちょっと聴いてみたい。
現在は、Re-mixを行わなくなってしまった人や、
また手法が変わってしまったけど、
以前のmixの手法の方が好きだったって感じの、
職人さんの手仕事が、
この1枚に収録されています。
しかし、もう少し曲数を増やしても、
バチはあたらないと思う。
また、放映時間帯は一緒だったけど、
日本アニメーションが関係していない、
ハイジやロッキーチャックも、
ちょっと聴いてみたい。
ふしぎな島のフローネ(10)~世界名作劇場 家族ロビンソン漂流記 [VHS]
モートンさんの指揮によって、着々と無人島脱出の準備が進められていく。しかし、問題はヤギや犬のジョン、プチクスクスのメルクルを連れて行けないことだった。ロビンソン一家にとっては動物たちも家族同然で、無人島生活を乗り越えた仲間たちを島に置き去りにするのは辛いこと。動物を置いていくように命令するモートンさんに猛然と反対する子供たちは、動物も一緒に連れていくためにある作戦を思いつく。・・・
いよいよ最終巻!島を脱出する最後の夜、フローネたちが今までの島の生活を回想する場面では、思わず目頭が熱くなりました。また島を脱出した後の辛い航海も丁寧に描かれていて、最後まで手を抜かないあたりはさすが!モートンさんの船乗りの知恵には、最後まで感心させられっぱなしでした!。
失敗しても決してあきらめずに挑戦することの素晴らしさ、知恵や勇気を出し合い、協力し、励ましあって生きていく家族の絆の大切さを教えてくれた作品でした。
いよいよ最終巻!島を脱出する最後の夜、フローネたちが今までの島の生活を回想する場面では、思わず目頭が熱くなりました。また島を脱出した後の辛い航海も丁寧に描かれていて、最後まで手を抜かないあたりはさすが!モートンさんの船乗りの知恵には、最後まで感心させられっぱなしでした!。
失敗しても決してあきらめずに挑戦することの素晴らしさ、知恵や勇気を出し合い、協力し、励ましあって生きていく家族の絆の大切さを教えてくれた作品でした。
ふしぎな島のフローネ―家族ロビンソン漂流記 (竹書房文庫―世界名作劇場)
自分が子供の頃テレビアニメで見て印象に残っていた作品です。先行してDVDを子供に見せたらお話を大変気に入ったので、普段あまり本を読まない子供にも入りやすいのではと、書籍版を探していました。アニメ作品は30年ほど前のものですが(驚)、この本は2004年発刊と、同じように子供に伝えたい親世代向けなのかなと思いました。放映当時はこんな時代だったとか、話の舞台はこんな時代とか、物語以外のちょっとした記事も収録されています。
フローネは主人公が等身大の女の子で、同世代の子供にはとても親しみやすく共感のできるキャラクターだと思います。そのフローネが、非現実的な無人島生活に放り込まれるのですから、子供もすんなり話に引き込まれていくのでしょう。変身や魔法はないですが、両親の努力と家族の協力で、色々な困難を乗り越えていく姿は、親として見ると本当に胸を打たれます。
特に、手持ちの食糧が無くなりかけた時、お母さんが失敗しても失敗しても畑を作り続ける姿は、家族の命を背負っている「母親」の姿そのものでした。
この本をきっかけに、名作劇場に取り上げられたような文学作品に親しんでもらえたらなと思います。漢字にはそこそこ振り仮名が振ってありますし、アニメに忠実に文章化されていますので、小学生の中学年でも読めました。
フローネは主人公が等身大の女の子で、同世代の子供にはとても親しみやすく共感のできるキャラクターだと思います。そのフローネが、非現実的な無人島生活に放り込まれるのですから、子供もすんなり話に引き込まれていくのでしょう。変身や魔法はないですが、両親の努力と家族の協力で、色々な困難を乗り越えていく姿は、親として見ると本当に胸を打たれます。
特に、手持ちの食糧が無くなりかけた時、お母さんが失敗しても失敗しても畑を作り続ける姿は、家族の命を背負っている「母親」の姿そのものでした。
この本をきっかけに、名作劇場に取り上げられたような文学作品に親しんでもらえたらなと思います。漢字にはそこそこ振り仮名が振ってありますし、アニメに忠実に文章化されていますので、小学生の中学年でも読めました。