密やかな口づけ (幻冬舎文庫)
とにかく、作家のみなさまそれぞれの書く官能描写がとてもエロティックです。
一本ずつお話が違うのも、読んでいて飽きないしお得感があります。
官能小説を初めて読む女性におすすめします。
一本ずつお話が違うのも、読んでいて飽きないしお得感があります。
官能小説を初めて読む女性におすすめします。
接吻
美嘉ちゃんの作品は、いつも星5つだけど、今回は残念、星3つ!!! 私はオリジナルの方を聴いたことがないのですが、美嘉ちゃんにはまだ時期尚早だと思いました。この詞は男唄だと思うのですが、男性の生理的な刹那的な切なさが出ていないと思うのです。いつもはちょっと紗が掛かったような美嘉voiceが、今回は妙に澄んでいて、かえってマイナスだったのでは? ハタチそこそこで、ここまで唄ったことには拍手を送ります。『接吻』一曲でMAXを構成するのはちょっと無理かも。
次は8月リリースの新曲に期待!!! みんな、もう予約した?
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氷の接吻【字幕版】 [VHS]
原題「eye of the beholder」の通り、全編を通してアシュリー・ジャッドを見つめつづけるユアン・マクレガーの一途な目線は秀逸。サスペンスでありながら、話しの筋がどうでも良くなってしまう程の美しい映像は必見です。見終わった後には、胸に理不尽さと切なさが押し寄せます。
接吻 デラックス版 [DVD]
2008年公開作。主演は小池栄子で、豊川悦司、仲村トオル、篠田三郎などが共演しています。監督は万田邦敏。予備知識がないままに観はじめましたが、正解だったと思います。ある凶悪殺人犯(豊川悦司)とその殺人犯をたまたま目にしてしまった地味なOL(小池栄子)が、次第に殺人犯を愛するようになってしまったプロセスが淡々と描かれています。
犯罪内容はまるで違っていますが、ほかのレビュアーさんがご指摘の通り、この映画のモチーフはあの大阪教育大学附属池田小の殺傷事件です。まだ記憶が新しいところで、映画の題材にすることは大変勇気がいることだと思います。求婚した女性(この場合は小池栄子)に関しては匿名性がありますから構わないのですが、あの犯人の残像はしっかりと記憶に残っているからです。少しでも犯人を美化するような描写があったら、被害者家族の心情を損ねるからです。この作品は、できるだけ登場人物を少なくし、心情描写を極力抑えることで、そうした懸念を回避することにギリギリ成功しているのではと感じます。しかし、正直に言って後味はいい作品とは思えないので、お子さまとご覧になる時は配慮が必要かと思えます。
特筆すべきは小池栄子の演技です。地味で会社でもいじめの対象になっているOLが、次第に犯人に感情移入をするようになり、狂気の淵に迷い込んでいくさまを見事に演じています。テレビのバラエティー番組で見せる明るく快活なイメージからほど遠い姿は、演技であることを忘れさせます。犯人の生い立ちを克明に記録するさま、法廷での不気味なほど無表情さ、そしてラストの狂気の世界。元よりカンが良くて頭のいい女優さんだと思っていましたが、長足の進歩を遂げているように思えました。作品の内容というよりも小池栄子に★5つです。
犯罪内容はまるで違っていますが、ほかのレビュアーさんがご指摘の通り、この映画のモチーフはあの大阪教育大学附属池田小の殺傷事件です。まだ記憶が新しいところで、映画の題材にすることは大変勇気がいることだと思います。求婚した女性(この場合は小池栄子)に関しては匿名性がありますから構わないのですが、あの犯人の残像はしっかりと記憶に残っているからです。少しでも犯人を美化するような描写があったら、被害者家族の心情を損ねるからです。この作品は、できるだけ登場人物を少なくし、心情描写を極力抑えることで、そうした懸念を回避することにギリギリ成功しているのではと感じます。しかし、正直に言って後味はいい作品とは思えないので、お子さまとご覧になる時は配慮が必要かと思えます。
特筆すべきは小池栄子の演技です。地味で会社でもいじめの対象になっているOLが、次第に犯人に感情移入をするようになり、狂気の淵に迷い込んでいくさまを見事に演じています。テレビのバラエティー番組で見せる明るく快活なイメージからほど遠い姿は、演技であることを忘れさせます。犯人の生い立ちを克明に記録するさま、法廷での不気味なほど無表情さ、そしてラストの狂気の世界。元よりカンが良くて頭のいい女優さんだと思っていましたが、長足の進歩を遂げているように思えました。作品の内容というよりも小池栄子に★5つです。