お金と豊かさの法則
◎1993年に書かれましたが、現在の我々に通用する内容です。
リズの講演やセミナーの際に質問された内容を、
実生活に応用するための解答として書かれています。
読んでいくと、つい忘れているような点をつかれて、ドキッとしました。
◎具体的には、
・募金や献金について
・借金について
・お金の管理や使い方に関して夫婦の意識が違う場合
・経済危機について
・貯金について
・赤字や破産について
・ネズミ講やチェーンレターについて
・倹約と浪費について 等々
◎「原因と結果の法則」「鏡の法則」「豊かさの法則」「引き寄せの法則」
「希望実現の法則」「空白の法則」「スピリチュアルな法則」等の
考え方を基盤にして、例をあげながら具体的に説明しています。
◎自分の「恐れ」にエネルギーを注いでしまうことがいけないのですね。
恐れは、無意識の「思い込み」からやってきます。
その思い込みを「意識化」することが大切なようです。
また、行動を起こすことや、行動を変えることも、必要なようです。
NHK大河ドラマ 毛利元就 完全版 DVD-BOX 第弐集
時代劇専門チャンネルで見ました。
中盤、妻の死、母代わりの杉の方の死を経て、元就は何か吹っ切れたように鬼へと変貌するあたりから、ドラマは俄然面白くなる。
ようやくここに来て中村橋ノ助の元就が戦国武将の風格や凄みを感じさせる主役キャラになっていく。
また、代替わりした大内家のバカ当主・義隆とその親子は陣内演じる家臣・陶晴賢の反乱で滅亡、厳島の合戦など、見所も増え、3人の息子たちの成長ぶりと平行して怒涛の展開を迎える。
(陶晴賢は陣内孝則が大河ドラマで演じた役どころの中で一番よかった気がする。)
最後に、尼子家を兵糧攻めにして中国の覇者となったところで病の床に就き、そこで自分が地獄に行くのか天国に行くのかを今までの人生で会ってきた者達に問い、彼らと共に天国に向かう船に乗っていくという臨死体験を経て、生涯を終えるが最終回丸々1話使ってこのようなことをさせる必要はなかったと思う。
フジテレビ系ドラマ「マルモのおきて」オリジナル・サウンドトラック
ドラマが良かった。
気に入ったドラマ関係は何でも買ってしまうので、今回もBGMも買ってしまった。
医龍の音楽家だからという事では買ってはいない。
フジテレビ系のドラマはブラス系をあんまり使わないイメージがDr.コトーからどうもあり、今回、かなり使っていたので、重点的に聴いてみた。
演奏者の個性的なものがあり、個性の面では良いのかもしれない。
ピアノは最近、高度な音を再現しているし響きも本物か電子かの区別がつきにくい。
悪くは無い作品だとは思う。
作曲者によって、得意、不得意な楽器があるようで、まだ、成長していく人だなあと思う。
弦楽器系や打楽器の構成やミキサーは上手いと思うが、ブラス系の構成に今後期待したいと思う。
ドラマの引き立てには重要な人になっていくとは思う。
個人的な評価は辛いが、買って損は無いものだと思った。
日本脱出記 (ペーパーバック版)
大杉栄の絶筆とされる書。ベルリンで開催された国際無政府主義大会へ出席するため、上海経由でパリに到着、そこで足止めをくらい、メーデーで演説をして逮捕および禁固されるなどして、結局日本に送還されるまでの顛末。享年38。いまのホリエモンと同い年。そしてチェ・ゲバラは享年39。だから何というわけでもないが、この年代で社会にただならぬ影響力を及ぼす男はどの時代においてもどの国においても危険視されるものなのだろう。アナキスト・大杉栄の思想については本書を読んでもほとんどわからないが、そのコスモポリタンぶり、プレイボーイぶりが軽快な筆致の文章から伝わってくる。パスポートを偽造し、偽名を使って当局の目をくらまし、どこからともなく金を工面して踊り子とよろしくやったりして、監獄に入ったら入ったで酒をおぼえたり、壁の落書きに関心したりしている様子は痛快ですらある。アナキストは好奇心と楽観主義の人でもあった。外国語が下手で奥手で生真面目、という典型的日本人のイメージにはまったくあてはまらない。たとえばこんなことを書いている。
「うちからか、パリからか、どっちかから金の来しだい、一つ逃げだしてやろうか。そしてこんどは、まったくの不合法で、勝手にとびまわってやろうか。パリへも帰ろう。ドイツへも行こう。イタリアへも行こう。そのほか、行けるだけ行ってみよう」
文章ものびのびしていていま読んでもまったく古さを感じさせない。大杉はドイツへ行ったあかつきにはイタリア経由で帰ろうと、ドイツ語のほかにイタリア語も勉強していたという。すでにパリでは女を口説き、裁判長とわたりあうほどフランス語に習熟していた。有名な「一犯一語主義」には、彼の語学に対する並々ならぬ意気込みが表れている。これだけ語学に通じていたからこそヨーロッパを中心に世界中にちらばる同志たちとつながって「運動」の中心となることができた。もし大杉栄が戦後に生まれていたら、ネットで世界が彼の生きた頃よりもっと密につながる時代に生まれていたら、どんな仕事をしだたろうか。
この旅で目的を達することなく帰国して2カ月ののちに関東大震災がおこり、大杉は憲兵大尉甘粕正彦によって惨殺された。
うそつき大ちゃん (ポプラの森)
なんか文章にクセがありますよね
主人公の性格悪くない? …だし
大ちゃんもそれなりなんだけどキャラが もうひとつかも…
なんか全体にクサイかもね
さわやかさに欠ける
小学生高学年向きなんで サクッと読めます