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作風に対して、作画のリアリティーとのバランスがところどころずれている。
南極から部品を見つけて回収するのび太の場面などは特にそう。
あんな速度で滑走してしまったらのび太死んでしまうよねと。
スゴイ事が起きている、といった描写をどう描くか。
宮崎駿監督が崖の上のポニョ製作時、とあるシーンにて「波をリアルにすると船が転覆してしまう」として
その按配について厳密に指示を出していたと聞いています。
そのような意味でのバランスは恐竜リメイクの頃の方が意識的に分けていると思います。
出来上がった映像自体は素晴らしいだけに残念でした。
旧作当時では許されていたエピソードを今の世情に沿うように改変する都合なのでしょうか、
ジュドをあのように描く事は面白い試みだと思いました。
反面、リルルとジュドとのドラマに新たな尺が必要になるデメリットを捌ききれなかったようにも思います。
あとは他の方も触れているようですが距離、時空を超越した会話のシーン、でしょうか。
あの場面は流石にご都合が優先しすぎていて好きにはなれません。
願い、想いがたまたま重なっていて会話が成立している、その様に見える、
といった描き方には出来なかったのでしょうか。
エンディングソングが映画の内容に合ったとても良い歌詞をつけているのに、
特にひねりのない画が付いているのも勿体無いなと。
映画のシーンをプレイバック的に流してくれるだけでも全然よかったのに。
新旧での大きな違いとしてミクロスの事があります。
確かに旧映画オリジナルキャラクターですし、ジュドがその役割の大半を担うのですけれども、
新作を見終わって思ったことは、
藤子F先生は、あの場面でしずかちゃんを一人にさせたくなくてミクロスというキャラクターを作ったのかなと。
何故だかそんな気分になってしまいました。
個人的には上記の理由で非常に惜しい気持ちです。
新作を別段悪い出来だとは思わないけれども。
旧作を越えた、とか、そういうものではなくて、あくまで別解釈の形としては
充分面白い出来だと思います。
藤子・F・不二雄 アニメ主題歌・挿入歌集
ポコニャン、モジャ公と(全部ではないにせよ)試聴難な曲が入っているのは評価できますが、DVD出たばかりの21エモンが1曲だけとは・・・。
昨今のドラえもん偏重のせいで等閑に付されていた名作達が復権を果たそうというのに、やっぱり制作サイドは「ドラえもんとその他」ぐらいにしか思ってないのだろうか?
いっそFアニメのOP・EDのみを集めたCDなんてのを作ってくれないでしょうか。そっちの方が喜ばれそうですが
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ドラえもんズやドラミちゃんシリーズ、チンプイ、21エモンといった前回のBOXに収録されなかった作品が入ってます。それはそれで充分ですが、やっぱり88年公開の「エスパー魔美 星空のダンシングドール」が入ってませんでした。これより古い21エモンの最初の作品や「桃太郎のなんなのさ」等が収録されてるとなれば疑問は増すばかりです。
冗談抜きに併映作としては最高の作品だと思ってるものがないのは本当に納得いきません。
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水分をよくとる2歳児の息子に購入。
息子も気に入ったようです。
飲み方も上手で、すぐになれました。
冷蔵庫を開ける回数が、断然減りました。