人間失格 (新潮文庫 (た-2-5))
私がお勧めしたいのは
これ→三島の仮面の告白
と読んでいただくことです
するとお互いがお互いを不気味に高めあって
混ざり合ってしまうような感覚があります
是非お読みください是非是非
一歩はなれた所から読むのではなく
近い目線でお読みください
いろんなことがわかります考えさせられます
斜陽・人間失格・桜桃・走れメロス 外七篇 (文春文庫)
自分に文学的素養があるとは考えていませんが、「走れメロス」を読んだときの、畳み掛けるような文章が今でも印象に残っている。特に、無二の友を、裏切ることを少しでも考えたこと、そして友に帰るとき、言葉を介さないでも、やり取りされた感情を思うと、涙は止まらなかった。是非とも、中高生諸君によんでもらいたい。いい本にあってほしい。僕にはこれが最高とは言わないまでも、珠玉の作品です。
シーサイドモーテル [DVD]
とにかく俳優さん達が、濃い。もはや濃いキャラ対決映画と言っても過言ではないかも。完全に脇のはずの警官役のお二人の無駄な存在感は一体・・・
映画館で観ちゃった時の感想は、“大作映画ブームの中よくこんな豪華キャストで超B級映画を作れたな”
大画面で見た池鉄さんのドアップはかなり衝撃的でしたね。それだけでR指定か深夜ドラマ向き。
映像系の監督と聞いていたのでストーリーは全く期待せず(ビンゴ)でしたが、結構ツボでした。目で楽しい映画が好きなので。
くだらなくてカッコイイ。若干のハードとエロとファンタジー。
思い返せば結構大変なことが起きてたのに、後味良し←これは問題かもですが、この映画で後味悪かったら最悪でしょう。
スタイリッシュな映像と音楽は間違いないと思いますので、出演俳優のファンの方にはオススメできます。
DVD特典は監督自ら解説(ちょっと退屈)オーディオコメンタリーという名の男子トーク(相当おもしろい)
特典の為の映画のPV(さすがカッコイイ)などなどなどなどこれまた無駄に豪華なようなそうでもないような。
一点、なぜキャッチが「騙してる?騙されてる?」と なったのかが不満ですね。そういう内容じゃないと思います、ごめんなさい。
ただ、本当に本気のB級は事実です(そこが見所なので褒め言葉です)。B級に免疫の無い方、このキャスティングに騙されないようご注意ください。
人間失格 [DVD]
余分なものが極力削ぎ落とされ、感受性を刺激される静かで美しい映画でした。
バンド演奏、ラジオからの音楽などは別として、BGM(素晴らしいサントラなのに)はほぼ無いに等しい静かさ。 全編にちりばめられた非現実的で美しい映像。 細部に目を懲らし耳を澄ませると実に表情豊かです。
文学作品の品を保ちつつアート。
ですが、荒戸さんの独特な世界観はやはり商業映画監督ではないなと感じられて、失礼ながら個人的にはそこが嬉しかったです。
非常にわかりやすく描かれているように見えますが、難解な映像作品にも思えます。
起承転結があり、答えを与えられてばかりのメジャー映画が多い昨今、こんな作品を大々的に作ってしまうことに感動しました。もちろん角川や荒戸さんだからできることだと思います。だから、これからも是非。
私は映画を観たとき違和感を感じなかったのですが、小説を読み返してみて原作とはかなり組み立て方が違うことに驚きました。改めて読んでみて、あの文体をそのまま映像にしたらどうなるか…想像に難くないと思います。
俳優陣について。 かなり幅広い俳優陣ですが、好き嫌いはあれど全ての俳優さんの個性がきちんと映画の中で生きていて魅力的でした。
DVDでは監督と生田斗真さんのコメンタリーを楽しみにしていました。 多弁でもなく、解説じみた内容でもなく、自分の感じた世界観を保ちつつよいお話を聞くことができました。 特典ディスクも、ナレーションなど無い、シンプルな構成で良いです。
人間・失格~たとえばぼくが死んだら~[1 [VHS]
人間の恐ろしさを垣間見る作品です。名門私立中に編入してきた誠はいじめに遭っていた生徒を助け、自分がいじめに遭うことになるのです。恐ろしいことにいじめに遭っていた生徒は標的が変わると率先していじめに加わるようになるのです。これにはさすがに背筋が凍りつくようでした。人は自分が優位に立ちたがる醜い生き物なのだと感じました。
また、さまざまな歪んだ愛が交錯しており、これは「高校教師」でも描かれていたテーマにつながるものだと思います。