はつ恋(サントラ)
映画「はつ恋」を見て、思わず口ずさんでしまう曲(これも「はつ恋」)を全部聞きたくて、サントラを買いました。映画の中では、あるシーン以外、最初の方しか使われないのですが、実際は6分を超える曲です。「はつ恋」を全部聞いてると、「あるシーン」が浮かんできて、せつなくなってしまいます。
全曲通しては、さすが久石譲、と思わせる透明感があります。油断すると、ラピュタが浮かんできたりしますが、ご愛敬 (^.^;
映画「はつ恋」を見た人、これから見る人、もしかしたら見るかもしれない人には、お勧めだと思います。
がんばっていきまっしょい [VHS]
今ある青春の日々をボートにささげた少女達のお話。作品全体に流れるゆったりとした時の流れは見ているあなたをほのぼのとした気持ちで包んでくれるはず。主演の田中麗奈が青春を精一杯過ごす主人公を見事に演じきっています。
これを見ればあなたも田中麗奈フリークになっちゃうかも!?
ざわざわ下北沢 [VHS]
私自身は東京に住んだ経験はありませんが、昔姉が下北沢に住んでいたので何回か行ったり泊まったりしたことがあります。
”シモキタ”は雑然として若者があふれる街、というのが私の印象です。
この映画はその下北沢にたむろする老若男女の日常を捉えた作品。
起承転結のあるストーリーとは異なり、回しっぱなしにしたカメラ映像を後から編集したような印象さえ受けます。
彼らの生活、今の時代の雰囲気を切り取って残しておきたい、という制作者たちの気持ちが映像からにじみ出ていました。
主人公の有希(北川智子さん)はNHKの朝ドラに出てくるような清楚な人で、彼女の目を通して風景・光景を見ているような錯覚を起こしそう。
たむろするカフェではいろんな人に囲まれてくつろぐ一方で、ヒトとヒトとの関係がやや希薄な都会の孤独感も描かれていて、不思議な浮遊感を醸し出しています
夕刻に住宅街の踏切を電車が通り過ぎるシーンが何度となく出てきますが、あの光と闇のバランスが”雑多な東京の今”を象徴しているような気がしました。
30年後に「こんな時代があったなあ」と懐かしむ人が多いんじゃないかな。
評価は東京に住んだことのある人とない人で変わりそうですね。
※ 有名人・有名俳優がチョイ役でたくさん友情出演しています。フジ子・ヘミングさんんがピアノを弾いたり、スナックのママが鈴木京香だったり。
ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌 オリジナル・サウンドトラック
注・・・エンディング・ロールで流れる中村中の「風立ちぬ」は収録されていません。
ライナーノーツは曲名とミュージシャン・スタッフの紹介のみが記載されている見開き1ページ(1枚)です。
映画はもう2回見ていますが、何度も見たいと思うほど面白くて、カッコよくて、泣ける映画でした。
お気に入りの曲は 2. ゲゲゲの鬼太郎 18. 夜叉〜修羅の妖怪 21. 海人〜愛しい人へ の3曲です。
2. ゲゲゲの鬼太郎 :このコーラスを聴いていると、赤ちゃん鬼太郎がハイハイしていく場面が浮かびます。
18. 夜叉〜修羅の妖怪 :ソ ジソプさんの事はまったく知らないのですが、かっこいいアクション場面で音楽もカッコいいです。
21. 海人〜愛しい人 :「鬼太郎で泣くとは思わなかった・・」と言っている人が多いようですが、私も泣きました。 このメロディを聴いただけで泣けます