江戸城大乱 [VHS]
もう忘れられているかもしれない松方弘樹の主演作。少々うっとうしくてわざとらしい演技ながら、最後までグングン引っ張られる。
権力を握る大老酒井雅楽守(松方弘樹)は、将軍の世継ぎ問題で強引で不可解な行動をとる。その理由は・・・江戸城の権力の中枢を舞台に繰り広げられる男の時代劇。
ウォーターボーイズ (通常版) [DVD]
映画は今更言うまでもなくご存知のとおり何度観ても最高ですよね、今日も観ました。
そこで私は初回デジパックを持っているのでDVDの内容について、とにかくおもしろいです!
本編DVDは、音声を替えると監督とボーイズ5人が映画を観ながらコメントしていて、特に夜の海岸の鈴木・早乙女シーンは大笑いです、全然告白なんかしてません。また予告やTVCMは本編DVDに収録されています。
特典DVDには、◎メイキング2本(28人のアツイ夏で彼らの努力に泣け・クランクイン前夜みんなをまとめる妻夫木クンを尊敬し、矢口映画の作り方で最悪のシンクロシーンの撮影に笑い・・・)、◎サイドストーリー5本、◎フルバージョンの病みあがりブラザースバンドやゲーセンのダンス練習、◎ロケ地めぐり・・・他、本編より長い特典映像ですから、見ごたえ十分です。
余談ですが、この映画ではアフロとホクロばかり強調されますが玉木クンやっぱこの頃からカッコいい所がところどころに見えますよ。
ふなうた―短篇集モザイク〈2〉 (新潮文庫)
三浦哲郎の短編集「ふなうた」を読了。素晴らしい短編集です。人が生きる悲しみや喜び、そして苦しみや悲しみを映し出す。短編だから、全てを書ききらない。深い余韻に浸りながら、その後を想像したりする。そんな楽しい読書体験を与えてくれるのが、短編の楽しみである。
「短編集モザイク」シリーズは3冊あります。どれも名著。あなたの人生に何かしらの味をつけてくれます。
ユタとふしぎな仲間たち (新潮文庫)
「やっぱり、おれが思ってたとおりだ。おめえの心の底には、本物の勇気がある。それは、おめえのオドから受けついだ勇気だ。だけど、おめえはまだそれに気がついていねえ。おめえは自分で自分を意気地なしだと思っているし、人もおめえを、情けねえモヤシだと思っている」
「人間、なんでも、気の持ちようだぜ。自分が乗り物に弱いと思ってるから、すぐ酔っ払っちまうんだ。おめえが、自分に勇気がねえと思ってるから、いつまでも弱虫でいるみてえにな」
―――本書より、“座敷わらし”・ペドロのセリフ
北東北の、温泉のある山間の小さな村を舞台に、タンカーに乗っていた父の事故死を機に都会からその村へ越して来た少年・ユタ(本名=水島勇太)が、害のない妖怪として知られる“座敷わらし”のペドロたちと出会い、彼らとの交流を通して“貧弱な坊や”状態(ブルワーカーの広告か!)から、心身ともに成長してゆく様子が描かれている。「ぼく」の一人称で語られる児童文学―1971(昭和46)年、新潮少年文庫の一冊として刊行―ではあるが、エッセイなどでもおなじみだった作者ならではのおっとりとした語り口のせいか、ユタのモノローグが作者本人の言葉であるように思われる部分などもあり、それがこの作品に、ちょっと奇妙というか、よくいえばユニークな味わいを与えているのだが。ともあれ、ユタに語りかけるペドロのセリフなどには、(読者として想定した)子どもたちに対する「君たちの中には、もっともっと可能性が眠っているはずだ」、というような、時代を超えて胸に響いてくる作者の想いが強く感じられ、もういい年をしたオレ自身も、読んでいて大いに励まされる思いがしたのだった。なお、74年にはNHKでドラマ化(近年DVD化も)。極力、この原作の世界を尊重して映像化した佳作(ただし、終盤の展開は大きく異なる)。
TUBEst III
TUBEの曲は意外とレビューが少ないのに残念だ…。
夏といえばTUBEという台詞は有名だが、あまり若者受けしていないようだ…。
そこで、若者の場で、このTUBEstIIIを聞かせてあげて欲しい。
僕はTUBEのアルバムでこれが一番好きで、誰でも知ってる曲もかならずあるはずだとおもう。
きっとどこかで、夏を抱きしめて…これを知らない人はそういないだろう。
個人的にはひまわりが好きだ。ギターが胸にしみる…。
TUBEはロックもバラードも完成度が高い。
ぜひ幅広い年代の方に聞いてほしい…。