川のささやき~辻井伸行サントリーホールLIVE! [DVD]
辻井さん、まさに奇跡の天才、神業としかいいようがありません。本当にすばらしい感性です。私たちには量ることのできない天才だと思いました。とにかく、このCD、DVDも、あくまでも、この芸術家の一部の歴史の紹介にすぎないものだ、と思いますが、実際に彼の演奏を目の前で聴いた者には、ただただ、天才、としかいいようがありません。すばらしい感性です。何も心配するにはおよばないと思います。アメリカでも多くのプロのすぐれた音楽家、音楽家関係者、記者等、また素直な国民性か、アメリカ市民もみな彼のことは絶賛しています。辻井さん、これからもどうかがんばってください!
恋する惑星 [DVD]
1つのお店を接点として、2つの異なるラブストーリーが展開されているのですが、特に印象的なのは、トニー・レオンとフェイ・ウォンが演じる二話目。
恋人に振られた悲しみを、やせ細った石鹸や濡れたタオルと共有して傷をいやそうとする彼の姿に、胸がきゅーんとなり、後ろから抱きしめたくなるような気持ちに陥ってしまいます。
また、どう考えてもストーカーだろうとつっこみたくなるような役でフェイ・フォンが登場するのですが、くりっとした彼女の瞳やキュートなしぐさを目の当たりにすると、それも許せてしまうから不思議。
とにかく、世の男性をとてもいとおしく感じてしまう作品です。
天使の涙【字幕ワイド版】 [VHS]
…原題はこうでした。映画雑誌で『堕落天使』という文字を見て「カッコイイ」と思いました。原題の方がこの映画を的確に表しているのに。「恋する惑星」とは相対するような内容(バイオレンス色が強い)ですが、スリリングな感じが好きで、サントラも持ってます。魚眼レンズで撮影されたようなカットが多く、不思議な感覚になります。映画のパンフレットには金城武のキスシーンが載ってましたが、映画にはそんなシーンはなく「?あれ?」と思った覚えがあります。
天使の涙【字幕版】 [VHS]
とにかく殺し屋役のレオンライが最高にクールでカッコイイ、チョウユンファなみの二丁拳銃使いに惚れ惚れします。また香港一の美人女優ミシェルリーもなかなかセクシーで良いですよ。
天使は涙を流さない(二見ザ・ミステリ・コレクションハ 7-19 )
数年前、リンダ・ハワードを皮切りにいろいろな作家のロマンス小説を楽しく読み始め、ちょっと読み飽きて、2年ぶりぐらいでこの新作を手にしました。
出だしは「オー(@_@;)」でしたが、読み進むにつれて、これは深いぞ…と。
愛情、命、家族、勇気、人が生きていく上で支えとなるものだと思います。
決断して、勇気を奮い起さなければならない時もある。
作者が作家として挑戦し続けてきた人生、その中で得た教訓や、背中を押したり戒めたりしてくれる言葉だと思いますが、あちこちにそんな力を持った言葉が埋もれています。
線を引いたり、ページを折ったり?しながら、何度か読み返したい作品です。
ちょっと思ったのは、アメリカの消費型社会が激震に見舞われている今日、リンダ女史ご自身に何か気付きがあったのだろうかと。
加藤洋子さんの翻訳も、いつもながら素晴らしいと思います。